昨日から始まった「プレミアムフライデー」。
導入している会社もありますが、全体としてはまだまだ浸透していないようですね。
プレミアムフライデーとは、早めに仕事を切り上げ、夕方から買い物や飲食、旅行などを楽しんでもらうという目的のもと、政府が呼びかけている消費喚起策です。
またこれが働き方改革にもつながるのではないかと期待されています。
でも、僕はちょっと疑問を感じています。
僕は雑記的なことを「裏もろ」として別のブログに書いていますが、そこで昨日、次のようなことを書きました。
このところ僕のSNS界隈で働き方についての投稿をよく見かけるので、このブログにも書くことにしました。
上のブログ記事とかぶっているところもありますが、ご了承ください。
では、さっそく。
日本人は「働き方改革」よりもまず「意識改革」を!
昨今、「働き方改革」について叫ばれていて、残業時間の上限を決めるといった改革が進んでいます。
でも、これにはちょっと疑問を感じています。
残業時間の上限だけでいいのかと。
もちろん、上限を決めることにより、社内の生産性向上につながるかもしれません。
でも、その前に日本人の意識を変える必要があると思っています。
日本人は小さい頃から集団で行動することを教育されます。周りのみんなと同じ行動をし、みんなから外れた行動をしないように。外れようものなら劣等生や不良として扱われてしまいます。
今の時代は分かりませんが、僕が小中学生だった頃は集団教育といって、同級生全体がどこかの宿に泊まり集団行動をするという行事がありました。
そして、そんな教育が義務教育9年間続くのです。
教育で受けたことは自分の体に染みついてしまい、なかなか変えることはできません。
そして、社会人になってもその意識は変わらないままです。
そうするとどうなるか?
「周りのみんなが頑張っているから、自分だけ休むわけにはいかない」
「みんな残業しているから、自分だけ早く帰ることはできない」
といった気持ちにつながっていくのです。
この意識のままだと、いくら残業を減らしましょうと言ったり、有給休暇を取りましょうと言ったところで変わらないわけです。
意識改革は少しずつ
「そんなこと言っても仕事がたくさんあるんだから仕方ないよ!」
と思われる方もたくさんいることでしょう。
確かにいきなり変えることは大変です。
でも、ちょっとだけ意識を変えることはできるのではないでしょうか?
「みんな頑張ってるけど、明日は自分のために休みを取ろう!そのために、今日は仕事をたくさんこなそう!」
や
「みんな残業してるけど、自分はだらだらとせず1時間で切り上げよう!」
といった感じです。
少しずつ意識を変えて、それをするためにどう仕事を効率化していくのかを考えるのです。
1番必要なのは周りに合わせないこと。
チームで仕事をしていると難しい面もありますが、ひとりひとりが少しずつ意識を変えることで全体も変わっていくのではないでしょうか。
まとめ
この記事では「働き方改革」をする前に日本人は「意識改革」することが必要だということを書いてきました。
もしかしたら働き方を変えるために教育自体も変える必要があるのかもしれません。
でも、すでに学校教育を受けてきた人、今受けている人はすぐに変えようがないので仕方ありません。
教育で受けたことを変えるのはなかなか難しいですが、ひとりひとりが少しずつ意識を変えていくことで全体も変わっていくのではないでしょうか?
みんなが働きやすい環境で働けるようにひとりひとりが意識改革をしていきたいものですね。
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