僕は今、熊本に住んでいますが、大学時代も住んでおり計7年半ほど住んでいることになります。
僕の出身は福岡市なのですが、熊本には同じ九州でも習慣や風習が福岡とは違うことがあり、びっくりしたことがあります。
そのびっくりしたことを紹介します!
目次
福岡出身の僕が住んでみてびっくりした熊本の習慣や風習【地域情報・熊本】
今回は、熊本に住んでみてびっくりした方言や食べ物などを紹介していきます。
道案内するときに「右さん」「左さん」と言う
熊本で道を教えてもらう際に「右方向へ」「左方向へ」という意味で「右さん」「左さん」と言われるときがあります。
”えっ、方向に「さん」づけ?”と初めて聞いたときはびっくりしてしまいました。
でも、この言い方、実は平安時代には全国的に使われていたそうで、そのときは「〜様に」と言っていたそうです。
それが、だんだんと全国では言わなくなり熊本だけに残り、さらに「様に」→「さんに」→「さん」に変化したようです。
しかも、この言い方は年配の人が使うことが多く、若者はほとんどこのような言い方はしません。
扉を閉めることを「あとぜき」と言う
熊本には福岡とは違う方言がたくさんありますが、これもその中の一つです。
最初聞いたときは”「咳」のことか?”と思ってしまいました。
また、扉やドアの張り紙にも「あとぜき」を書いてあるのをよく見かけます。
福岡はおそらくこの言葉に該当する言葉はないような。普通に「扉を閉めましょう」ですかね。
ぎんなんを使った料理が多い
熊本に来てぎんなんを入れた料理を多く見かけるように思います。
福岡でもやきとり屋にぎんなん串はありますが、それ以外の料理で茶碗蒸しくらいしか見かけたことはあまりありません。
それが熊本では、ぎんなんを使ったアヒージョやバスタなどもあるのです。
その理由として、熊本にはぎんなんがなるイチョウの木が多く、熊本市はイチョウの木が市の木として指定されていることがあるでしょう。
また、熊本市の有名な観光地の一つ「熊本城」は別名「銀杏城」とも呼ばれており、場内にはたくさんのイチョウの木が植えられています。
このように熊本とぎんなんは関係が深いんですね。
だから、いろんな料理にも出てくるのでしょう。
テレビで野球中継がほとんどない
これは1年半前に熊本に住み始めて知ったのですが、熊本ではほとんど野球中継がありません。
福岡といえば「福岡ソフトバンクホークス」の本拠地です。
もちろん、福岡出身の僕もホークスファンです。
そして、ソフトバンクホークスが本拠地であるため、福岡ではホークスの試合を中心にテレビでの野球中継がよく放映されています。
しかし、熊本ではソフトバンクホークスはおろか、全国放送が行われる巨人戦ですら、あまり放映されないのです。
野球ファンが少ないのか、その理由はよく分かりませんが、ホークスの試合が気になる僕としてはちょっと残念です。
馬刺しは頻繁に食べない
熊本の郷土料理といえば「馬刺し」。
郷土料理なので、頻繁に食べられてそうなイメージですが、実際はそんなに食べられていません。
馬刺しはスーパーにも売っていますが、値段が高いのです。
そんな高いものは頻繁に食べられるわけではないですからね。当然といえば当然です。
ちなみに福岡出身の僕も「辛子明太子」をよく食べるイメージを持たれることがありますが、全くそんなことはありません。(笑)
まとめ
今回は思いつくまま5つのことをあげてみましたが、まだまだ出てきそうです。
また見つけたら発表していきたいです!
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