どうも、ぐう(@Gu_taro)です!!!!
1年ほど前にNHKで放映されたシンガーソングライターの小沢健二さんが出演されている番組を録画していて、久しぶりにそれを見ました。
その番組では、小沢さんが途中、朗読を読みながら、歌を歌うという形で進められる番組でした。
その朗読の一つに、英語の勉強について語ったものがありました。
それは、日本の英語教育について語っているものでしたが、英語だけではなく日本の教育全般に言えることを指摘していました。
それは、
「日本の教育は減点法だ」
ということです。
日本ではまず100点満点ありきで、問題を間違えればそこから減点されていきます。
だから、子供はなるべく減点されないようにしていこうと学んでいくのです。
ただ、世界では加点法で教育を行なっている国もあります。それらの国では、問題が解ければ加点されていくのです。特に100点から減点されることにビクビクする必要はないわけです。
日本に住んでいると、減点法で教育されるのでそれが当たり前になっています。
でも、これはある意味怖いことだな〜と。
それは、減点されることを恐れてしまうことです。
そして、このことは失敗を恐れて、新しいことに挑戦しなくなることにもつながります。
減点法の教育は昔からあることですが、そのことが最近、顕著に表れているように思うのです。
最近の若者は安定志向で、公務員や大企業(大企業だからと言って、決して安定ではないんですけどね……)に就職する人が増えていると聞きます。また、新しいことに挑戦せず、楽に収入が入る仕事を選びがちな傾向にあるようです。
ブラック企業に就職することや将来への不安などの影響もあるのかもしれませんが、安定を求めたり、新しいことに挑戦しなかったりするのは、日本の教育システムの影響も大きいと思うのです。
ただ、これは現代の若者全員がそうだと言っているのではないので悪しからず。もちろん、現代の若者にもいろんなことに挑戦している若者はたくさんいます。
日本の教育システムを一気に変えることは難しいですが、こういった一面があることを理解しておく必要がありますね。そして、少しずつ加点法に近い形になっていくといいですね。(もう、すでに始まっているのかもしれませんが、現代の教育に疎くてすみません)
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