今回紹介する本はやままさん著『凡人の星になる-月間PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒』です。
みなさんブログには大きく2つのパターンがあるのをご存じですか?(←詳しくは後ほど♪)
そのパターンの一つが雑記ブログです。
雑記ブログはジャンルを問わず自由に書けるのが特徴ですが、ブロガーの個性を出さないとアクセスが集まりにくいブログとも言えます。
そんな雑記ブログを運営して月間10万PVを達成したのが、今回の著者であるやままさんです。
この本ではそのやままさん現在に至るまでの課程が赤裸々に紹介されています。
僕も雑記ブログを運営していますが、最近ブログの方向性に悩んでいました。そんな最中この本に出会い、大きな気づきを与えてもらえました!
今現在、雑記ブログを運営しているものの、思い悩んでいる人にぜひ読んでもらいたい一冊です。
では、『凡人の星になる-月間PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒』を紹介していきましょう!
目次
『凡人の星になる-月間PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒』~ 著者紹介
あらためて今回紹介する本はこちら。
著者であるやままさんは、広告制作会社と事業会社で働く傍ら、ブログ『言いたいことやまやまです』を運営されているブロガーさんです。
運営開始後5年目で月間10万PVを達成。食べ物やライフハック、働き方など日々の思いつきなどを情報発信されています。
さくらももこさんに憧れエッセイストを目指していたそうで、ブログの文章もそのようなテイストが感じられる楽しい記事になっています。
この本をおすすめしたい人
雑記ブログを運営している人で、記事のネタに悩んでいる人やアクセス数が伸び悩んでいる人、ブログの方向性に悩んでいる人におすすめです。
ブログには大きく2つのパターンがある
やままさんが運営されているのは雑記ブログですが、ブログには大きく2つのパターンがあります。
一つは特化ブログ。このブログはある特定のジャンルを決め、それに関する情報を発信するブログです。
たとえば、ラーメン専門ブログやiPhoneアプリなどに関するブログなどです。これらのブログには、特定のジャンルのことについて知りたい人が検索で記事を見に来るパターンが多いです。
そして、もう一つが雑記ブログです。こちらは、特定のジャンルは決めず、自分を軸として情報発信するブログです。自分を軸とするため、検索してもらうことも大事ですが、ブロガー本人に興味を持ってもらうことも重要です。
特化ブログのほうは、ジャンルが絞られているため、そのジャンルに詳しければ、雑記ブログよりも書きやすいと言えるでしょう。
ただ、記事を読みに来る人はそのジャンルの情報を必要としているため、記事にはしっかりとした情報を記載することが必要です。
一方、雑記ブログのほうは、ブロガー本人に興味を持ってもらうことが大事なため、個性のある記事の書き方が重要になってきます。
僕が最近ブログで悩んでいること
僕もまややさんと同様、雑記ブログを運営しています。
主にグルメ記事、熊本・福岡を中心として地域情報の記事を書いています。
検索を意識してSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)[SEOについて詳しくはこちら]を考慮した記事を書くこともあります。
ただ、SEOを気にしてばかりいることに違和感を感じていました。
そして、雑記ブログとしてこれからどう運営していこうか悩んでいたのです。
そんなとき、まややさんのこの本に出会いました。
この本で僕が得た3つの大きな気づき
僕がこの本のなかで得た大きな気づきは次の3つでした。
- 雑記ブログはなんでも書いていい!
- グルメ記事は立派な食レポでなくていい!
- もっと自分語りを増やして、自由に書けばいい!
それぞれ詳しく紹介していきましょう。
⒈ 雑記ブログはなんでも書いていい!
先ほどのブログのパターン紹介のところでも書きましたが、雑記ブログは基本的になんでも書いていいのです。
そして、雑記ブログは自分を軸として情報発信することが大事です。だから、情報を伝えることも必要ですが、自分が体験したこと、その体験により思ったこと・感じたことを書くことも重要です。
最近の僕はどちらかというと情報を伝えることに重点を置き、自分の思いや感想などを書くことは比率としては少ないほうでした。
でも、この本を読んであらためて、このことに気づかされたのです。
そして、やままさんは本のなかで次のように書いています。
立派なイベントに行く必要はありません。日常のちょっとしたことでも、自分の感情が動けばそれはネタになる。
とにかく、自分が日常生活で体験し、そこで思ったこと・感じたことがあればネタになるということです。
そして、それを記事として伝えることが、雑記ブログには大事なのです。
⒉ グルメ記事は立派な食レポでなくていい!
僕もグルメ記事を書きます。でも、この記事の書き方にも悩んでいました。
というのも、グルメ記事を掲載しているサイトやブログはたくさんあるからです。だから、それと同じようなことを書いてもあまり意味がないと思っていました。
でも、その悩みをこの本は解消してくれました。
この本に書いてあったグルメ記事の書き方は、次のようにまとめられます。
- 正統派のグルメ記事を書こうと頑張らなくていい
- 食レポはグルメ雑誌やレビュー記事におまかせする
- 我流の体験記をまとめる
- 食レポを「レストランガイド」ではなく、「エンタメスポット体験記」のように楽しく書く
これまでの僕はまさに「レストランガイド」を書いていたのです。
お店の住所やアクセス方法、料理のメニューなどガイドにも記載してありそうなことを中心に書いていました。
でも、それでは他のグルメサイトやレビュー記事と同じになってしまいます。
だから、体験記を書く。自分が体験したことを中心に書く。それが自分らしいグルメ記事になるということですね。
これを読んで、さっそくグルメ記事の書き方を変えていくことにしました!
⒊ もっと自分語りを増やして、自由に書けばいい!
雑記ブログは自分を軸に情報発信していくものです。
ということは、自分のことをもっと発信することが大事です。
僕もこれまで自分の気持ちや思いをブログ記事に書くことがありました。
ただ、少し遠慮している感じもあり、本当の自分を出していない感もありました。
でも、この本の内容を読んで、もっと自分らしさを出していこう!と勇気づけられました。
まとめ ~ 「ふつう」というのは価値がある!
今回はやままさん著『凡人の星になる-月間PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒』を紹介してきました。
この本を読んで、これまでの僕のブログの悩みが解消されたような気がします。
そして、「もっと自由に自分らしい記事を書いていいんだ!」と勇気づけられました。
もちろん、しっかりと伝えるべき情報があるときはこれからもSEOを考えた記事を書くこともあるでしょう。
ただ、そのような記事ばかりではなく、もっと自分語りも増やしていき、自分らしいブログを作っていきたいです。
最後にこの本の終わりの内容を。
一緒に「ふつう」を楽しみましょう!自分が思っているよりも、「ふつう」というのは価値があるものみたいです。
もっと自分らしさを出していけば、たとえ自分が「ふつう」だと思っていても価値が出てくるのです。
雑記ブログを運営に悩んでいるブロガーさんにはぜひこの本を読んでもらい、自分らしいブログを作っていってほしいと思います!
今回紹介した本はこちら!
ちなみにこちらの本と、現在、Amazonのkindle版しか出版されていません。なお、Kindleunlimitedに入会している人は無料で読むことができます。
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