ブック 書評

『運のよさは「瞑想」でつくる』 by 渡邊 愛子 〜 一つの瞑想法を活用した偶然をマネジメントする方法が紹介されている本【ブック・書評】

今回紹介する本は、渡邊愛子さん著『運のよさは「瞑想」でつくる』です。

僕はほぼ毎日のように瞑想していますが、そのやり方の参考として読んだ一冊です。

皆さんは「瞑想」というと、どのような印象をお持ちでしょうか。

”なんかちょっと怪しい””難しそう”と思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、今や瞑想はGoogleなどの海外企業でも研修の一貫として取り入れられていますし、あの故スティーブ・ジョブズも行なっていました。

それだけ、「瞑想」が精神面や健康に良い影響を与えるかが理解されてきているのです。

僕もそれを実感していて、実際に瞑想をしてみると頭がスッキリしてきます。

また、精神的にも落ち着いてきます。

この本には、その「瞑想」のメリット実際の方法などが紹介されています。

では、この本に紹介されている内容を紹介していきましょう!

運のよさは「瞑想」でつくる 〜 著者紹介

あらためて、今回紹介するのはこちらの本です。

この本の著者である渡邊愛子さんは、日本初のチョプラセンター認定 瞑想ティーチャーの資格を持たれている方です。

また、株式会社 ボディ・マインド・スピリットの代表でもあります。

都内で各種セラピーを提供するサロンを運営しながら、ディーパック・チョプラ医学博士(いろんなジャンルの80冊の超える著書を持っているベストセラー作家)の日本窓口をつとめ、来日セミナーの主催などもされています。

この本で紹介されている瞑想

実は「瞑想」にはいろんなやり方があります。

この本で紹介されているのはそのうちの一つ「原初音瞑想」と呼ばれるものです。

瞑想中に、マントラという非言語の意味のない言葉を頭のなかで唱えながら行います。

マントラがちょっと怪しいと思う人もいるかもしれません。

ただこれは、瞑想に集中するために唱えるもので、お祈りのような類ではないので特に怪しいものではありません。

この本には、この瞑想を活用して、日常生活のなかでのシンクロニシティ(偶然の一致)に気づき、現実に結果を出す方法が紹介されています。

瞑想の効果を200%モノにする8つのポイント

実際の瞑想に入る前に、「偶然(シンクロニシティ)をマネジメントして現実に結果を出す」ための瞑想の重要なポイントとして、次のことが紹介されています。

  1. 1日2回瞑想する
  2. 着実にほしいものを引き寄せる意図と願望リストを作る
  3. 瞑想前に3つの質問を投げかける
  4. シンクロニシティ(偶然の一致)に気づいたら即行動!
  5. 手放す
  6. 不確実性を楽しむ
  7. 流れに乗る
  8. グループ瞑想の機会をできるだけ持つ

①〜③が実際に瞑想をする際に必要なこと、そして④〜⑧が日常生活におけるポイントとなっています。

それぞれのやり方について、本の中でさらに詳しく紹介されています。

「原初音瞑想」のやり方

この本で紹介されている瞑想法は「原初音瞑想」という方法です。

この瞑想法では、特に意味のない言葉「マントラ」を心のなかで唱えながら行います。

実際のマントラが「ソーハム」です。吸う息とともに「ソー」、吐く息とともに「ハム」と心のなかで唱えていきます。

なぜ、こんなマントラを唱えるのかというと、人は雑念が多くなかなか瞑想に集中することができないからです。

人間は1日に約7万回も思考していると言われています。

あまり意識したことがないかもしれませんが、こんなに考えているものなんですね。

だから、瞑想中にもいろんな考えが浮かんできます。

でも、これだと瞑想になかなか集中できません。

ただ、集中しようと意味のわかる言葉を使っていると、そっちにまた思考が向いてしまい、瞑想に集中できなくなってしまう可能性があります。

ということで、意味のない言葉であるマントラを唱えることによって、思考を停止させ、瞑想に集中しやすくするのです。

「原初音瞑想」を実際にやってみた感想

僕はこの本を読む前から瞑想をやっていました。

これまでは、自分の呼吸に意識を向ける(吸ったり吐いたりする秒数をカウントする)方法でした。

そしてこの本を読んで、「原初音瞑想」のやり方も取り入れてみることに。

その結果、確かに瞑想に集中しやすくなることを実感できました。

また、瞑想を続けていくことにより、シンクロニシティとしては実感できないものの、気持ち的にさらにワクワク感が増えてきたような気がします。

ということで、これからもシンクロニシティを実感すべく、この瞑想法を続けていきたいと思います。

あとがき

今回は渡邊 愛子さん著『運のよさは「瞑想」でつくる』を紹介してきました。

この本で紹介されている「原初音瞑想」は、マントラを唱えるだけという簡単な方法でできるものです。

ただ、本のなかでは瞑想を1日あたり1回20分×2回行うことになっているので、瞑想初心者の方はいきなりこの時間で始めるのはちょっと大変でしょう。

だから、初心者の人はまずは5分くらいから始めて、徐々に時間を長くしていくことをオススメします。

瞑想は実際にやってみると、頭がスッキリするなどを実感できます。

さらに続けていくと、冷静になれたり直感力が鋭くなったりアイデアが浮かびやすくなったりなど、いろんな効果もあらわれてくるでしょう。

瞑想をやったことがない人は、まずこの本を読んで始めてみてはいかがでしょうか。

今回紹介した本はこちら

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