今回紹介するのは、成毛 眞さん著『バズる書き方』です。
タイトルに「書き方」とあるので記事のライティングの本から思いきや、Twitter投稿における文章の書き方について書かれている本です。
「な〜んだ、SNSでの発信方法か〜」なんて思うなかれ。記事の書き方としても学べる箇所がたくさんあります。
でも、内容としてはTwitter投稿でバズるための文章の書き方がメイン。
記事のように堅苦しくなく、かといって会話のような書き方でもなく。
これから情報発信を始めようと思っている人に最適な文章の書き方かもしれません。
そんな書き方を紹介している『バズる書き方』のなかから、今回は僕が特に印象に残った箇所を抜粋して紹介していきます。
『バズる書き方』 〜 著者紹介
あらためて、今回紹介するのはこちらの本です。
著者である成毛 眞さんは、マイクロソフト日本法人の元社長だった方です。
現在は読むに値する「おすすめ本」を紹介するサイト「HONZ」の代表で、スルガ銀行株式会社の社外取締役なども兼職されています。
この本で特に印象に残ったこと
この本はTwitterに投稿する際の文章をメインにしていますが、それはブログなどの記事の書き方に通じるものがあります。
まず、驚かされたのが投稿する前に「推敲する」ということ。
推敲というと記事を公開する前にやるものですが、成毛さんはTwitterの投稿においてもまず書いた文章を「推敲する」ことが大事だと書かれています。
僕もTwitterでツイートする前に一度文章全体を見直しますが、成毛さんが行なっている「推敲」はかなり細かいものです。
文章全体の流れだけではなく、その投稿を読んだ人に誤解を与えないためにも推敲されるそうです。
ただ、こういった配慮はTwitterに投稿する上では常に意識しておくべきことでしょう。なぜなら、Twitterの文字数140文字に限られており、そのなかで伝えられることも限定されてしまうからです。
そのため、伝え方をちょっと間違えると読者に誤解を与えてしまったり、それが原因で誹謗中傷を受けてしまうこともあります。
そういった意味でも推敲は必要なことだと言えます。
また、この本はTwitterの投稿がメインと書きましたが、実は文章の書き方としてはブログなどの記事を書く際にもとても参考になります。
同じ言葉でも感じで書くか、ひらがなで書くか、カタカナで書くかで印象がだいぶん違ってきて、読みやすさに影響することがあります。
この本にはそういった文章の書き方についても書かれています。
まさに読者のことを考えた、共感してもらえる文章の書き方だという印象を受けました。
まとめ 〜 これからの時代にふさわしい共感してもらえる情報発信をしたい人におすすめ!
今回は、成毛 眞さん著『バズる書き方』を紹介してきました。
紹介してきたように、本の内容としてはTwitter投稿をメインとした文章の書き方が紹介されています。
現代はSNSが発達し、いかに投稿に共感してもらえるかが大事な要素となっています。
そのためには情報を分かりやすく、なおかつ誤解を与えないように文章を書くかということが重要です。
この本で紹介されている文章の書き方は、まさにそのための文章の書き方です。
ただ、共感されるためには、文章が堅苦しくあってもいけません。そうしないための文章の書き方も紹介されています。
また、この本に書かれている内容は、ブログなどの記事を書く上でも大事なことです。
SNS投稿はもちろんのこと、ブログ記事などでも共感してもらえる情報発信を目指している人におすすめの一冊だといえるでしょう。
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