今回紹介する本は『現場で使えるWeb編集の教科書』です。
「Web編集」は聞きなれない言葉かもしれませんが、雑誌の編集のようなイメージで捉えるといいでしょう。
Webメディアのサイトに掲載する記事編集作業のことです。
この本では、一般的なWeb編集についての説明、さらにニュースサイトなどの様々なWebメディアサイトの編集ノウハウが紹介されています。
僕自身、ブログを運営しており、情報サイトほどの編集力は必要ないものの、さらにブログをよくしていくためにと思い、この本を読んでみることにしました。
今回はこの本の内容を紹介するとともに、この本を読んで僕が特に参考にしたいことを紹介していきます!
目次
『現場で使えるWeb編集の教科書』~ 著者紹介
あらためて、今回紹介するのはこちらの本。
この本は、3つの情報サイトの編集担当者の共著で執筆されています。
- withnews:読者が気になっていることを取材して、解決する記事を公開しているサイト。URL:https://withnews.jp
- ノオト:インターネット・メディアを中心に、企画、編集、原稿執筆、運営などを手がけるコンテンツ・メーカー(編集プロダクション)。URL:https://www.note.fm
- Yahoo!ニュース:言わずと知れた有名ニュースサイト。新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載。URL:https://news.yahoo.co.jp
第1部ではWeb編集の基本やビジネスモデルなどについて、第2部では様々なニュースサイト、情報サイトの編集ノウハウが紹介されています。
Web編集とは?
Web編集とは、Webメディアに掲載する記事の編集を行う作業です。
Webメディアには大きく次のパターンがあります。
- 新聞やテレビなど旧来のマスメディアが運営するもの
- Webの世界から生まれたもの
- 企業の宣伝目的のもの
の3つです。
基本的な編集は雑誌などの紙媒体と同じですが、Webならではの方法もあります。
例えば、画像の使い方は雑誌と異なり、SNS上で流す際の画像と、実際の記事で使っている画像を分けることができます。これは雑誌などの紙媒体ではできないごとです。
画像を使い分けることで、SNSでは目を引く画像を掲載し、実際の記事とは別の世界観を使い分けることができます。
これはWebならではの編集方法でしょう。
編集の工程は多く、記事を公開するまでには大きく、企画、取材、記事配信、アフターフォローなどがあります。
この本ではそれぞれの工程において、意識しておくべきことや必要なことが紹介されています。
この本を読んで、僕が特に参考にしたいこと
僕はこの『ぐうの日々もろもろ』を中心に、今、3つのブログを運営して、記事を公開しています。
文字数が少ない(1000文字以下くらい)の記事については、思いついたことをすぐ記事にすることが多いですが、グルメ記事や宿泊レポート記事など文字数が多い記事(3000文字以上)についてはいったん構成をまとめた上で記事にします。
ただ、この本で紹介されているWebメディアのように、一から企画を立て、取材して記事を作成することは少ないです。僕が行き当たりばったりで経験したことを記事にしているパターンがほとんどです。
Webメディアと個人ブログは規模が違いますし、かけられる予算や人も異なります。なので、丸ごと真似ることは無理でしょう。
ただ、事前に企画を立て、それにそって取材し記事にするというスタイルは、僕のブログにも取り入れていきたいと思いました。
この本には、そのためのノウハウがたくさん紹介されているのでそれらを参考にしつつ、上記スタイルの記事も書いていきたいです。
ブログとWebメディアでは異なる部分もありますが、ブログ運営をする上でも非常に参考になりました。
まとめ 〜 メディア編集者だけではなくブログ運営者にも参考になることがいっぱい!
『現場で使えるWeb編集の教科書』を紹介しました。
この本の対象となるのは基本的にWebメディアに関わる人たちですが、その編集方法やスキルはブログ運営者にもとても参考になります。
自分のブログをより魅力的にするために、こういった編集方法やスキルを学ぶのは大事なことでしょう。
ブログ運営者にも参考になることがいっぱい書かれています。Webメディア編集者だけではなく、ブログ運営者にもぜひ読んでもらいたい一冊です!
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