今や九州のラーメンとして有名な豚骨ラーメン。
そのなかでも博多ラーメンが一番有名ですが、熊本、鹿児島などその土地それぞれで違った豚骨ラーメンが味わえます。
ところで、豚骨ラーメンの発祥はどこだかご存じでしょうか?
諸説ありますが、福岡県久留米市が発祥の地と言われています。
JR久留米駅前にはそのことを示す説明板があります。
こちらがその説明板。なんだかかわいい屋台のオブジェもあります。
この説明板にも書かれていますが、とんこつラーメンの元祖を作ったのが、今回紹介する『南京千両』です。
当時屋台をやっていた『南京千両』の店主 宮本時男さんが郷里の長崎チャンポンのスープを参考に豚骨スープを完成させたそうです。
とんこつラーメン好きな僕としては、これは一度味わっておかねばということで行ってきました!
『南京千両』は本家とマリン店の2店舗がありますが、今回はマリン店のほうに。
以前、TBSの番組「バナナマンのせっかくグルメ!!」の久留米特集で紹介されたお店なんです!
では、豚骨ラーメンの元祖はどのようなラーメンなんでしょうか?
この記事では、その『南京千両 マリン店』のお店を紹介するとともに、僕が実際にお店でいただいたラーメンを紹介していきます!
目次
『南京千両 マリン店』は久留米市螢川町にあるお店
今回紹介する『南京千両 マリン店』は、久留米市螢川町にあるお店。
通りに面していますが、小さなお店なので見逃してしまうかもしれません。
お店の前には看板が立てられているので、これを目印にして探すといいでしょう。
このマリン店は創業者である宮本時男さんの長女の方と、その娘さんが営んでいるお店です。
本家のほうはラーメンメニューが中心のようですが、マリン店のほうは居酒屋となっていて、ラーメン以外にもお酒やおつまみなどをいただけます。
店内は8人ほどが座れるカウンター席と、奥に5人ほどが座れるテーブル席があります。
家庭的な雰囲気があり、地元の方から愛されているお店です。
『南京千両マリン店』のメニューは豊富
南京千両マリン店のメニューは豊富。
ラーメンメニューはもちろんのこと、地鶏の塩焼きやホルモン炒めなど一品料理、生ビールやハイボールなどのアルコールもそろっています。
『南京千両マリン店』で元祖豚骨ラーメンをいただいてみた!
ここからは僕が実際にお店を訪れていただいた、元祖豚骨ラーメンを紹介します。
店内に入ったときには、地元のお客さんだと思われる方々が5名ほどいらっしゃいました。
やはり地元の方に愛されているお店なんですね。
そんななか、さっそくラーメンを注文。
待つこと5分ほど。ラーメンが出てきました。
その南京千両の豚骨ラーメンがこちら!
スープの見た目は現在の久留米ラーメンとあまり変わらない感じ。
トッピングの量は少なめ。メンマと細かく刻まれたチャーシュー、青ねぎがトッピングされています。
では、いざ実食!
う~ん、現在の久留米ラーメンとはちょっと違った味わい。
現在の久留米ラーメンはスープがやや濃厚なんですが、こちらのラーメンはあっさりめ。
麺の太さは中細のストレート麺。麺は現在の久留米ラーメンに近いかもしれません。
トッピングが少なめでシンプルなラーメンでしたが、豚骨ラーメンのうまさはしっかり感じられました!
『南京千両 マリン店』~ ぐう的感想とおすすめポイント
実は僕、以前、久留米に住んでいたことがあるんです。
だから、久留米が豚骨ラーメン発祥の地だということは知っていました。
ただ、豚骨ラーメンの元祖である『南京千両』には行ったことがなく。
今回、久留米に久しぶりに行く機会があり、いただくことができました。
今回初めて食べてみた感想は、現在の久留米ラーメンよりもあっさりしているということ。
あと、トッピングが少なめなのも印象的でした。
現在の久留米ラーメンとはちょっと違う印象でしたが、しっかりと豚骨ラーメンを感じられました。
そんな『南京千両 マリン店』の元祖豚骨ラーメンでしたが、考えてみると飲んだあとにぴったりではないかと。
このお店は居酒屋として営業されているので、飲んだあとの締めのラーメンとしてはぴったりだと思ったんです。
現在の久留米ラーメンとはちょっと違う元祖豚骨ラーメン。ラーメン、特に豚骨ラーメンが好きな人はぜひ一度、このお店のラーメンを味わってみることをおすすめします!
『南京千両 マリン店』~ 店舗情報
詳細情報
住所:福岡県久留米市蛍川町5-7
電話番号:0942-31-2092
営業時間:18:00~25:00
定休日:月曜日
予約:予約可
お支払い方法:現金のみ
席数:13席(カウンター8席、小上り5席)
駐車場:なし
マップ・アクセス
マップ
電車でのアクセス
西鉄天神大牟田線 / 西鉄久留米駅より徒歩8分
西鉄天神大牟田線 / 櫛原駅より徒歩11分
西鉄天神大牟田線 / 花畑駅より徒歩15分
この記事へのコメントはありません。