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[観光レポート]立山黒部アルペンルート:雄大な世界有数の山岳ルートと巨大雪壁に感動すること間違いなしのフェスティバルをご紹介!観光アドバイスも【旅情報・甲信越】

世界有数な山岳観光ルートとして有名な「立山黒部アルペンルート」。

富山県中新川郡立山町の立山駅と、長野県大町市の扇沢駅とを結ぶ総延長37.2 kmの交通路です。

この立山黒部アルペンルートで有名なイベントが、「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」。

最高20メートルにもおよぶ巨大な雪壁の間を通行できるイベントです。

この記事では、立山黒部アルペンルートと「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」の様子をご紹介。

立山黒部アルペンルートを観光される際の参考にしてみてください!

立山黒部アルペンルートとは?

立山黒部アルペンルートは標高3000メートル級の山が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートです。

総延長は37.2 kmで、富山県中新川郡立山町の立山駅と、長野県大町市の扇沢駅の間を結んでいます。

この間は、ケーブルカートロリーバス電気バスなどを乗り継いで移動。その間には、立山・黒部の雄大な大自然を見ることができます。

「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」とは?

その立山黒部アルペンルートで有名なのが「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」というイベント。

立山室堂エリアを中心に、毎年4月15日~6月25日にかけて開催されます。

イベント期間中には、最高20メートルにもおよぶ巨大な雪壁をウォーキングできたり、様々なイベントが開催。

世界有数の豪雪地帯・立山の魅力を存分に感じられるイベントです。

立山黒部アルペンルート ~ 観光レポート

ここからは、僕が実際に立山黒部アルペンルートを観光した際の様子や、感想などをレポートしていきます。

なお、今回はHISのツアーを利用し、奥さんと2人で観光しました。

アルペンルートまでは長野側から行く方法と、富山側から行く方法がありますが、今回は長野側から行きました。

移動用のバスが待っているJR長野駅までツアー客の皆さんとともに移動。バスに乗り、立山黒部アルペンルートへの玄関口である扇沢に向けて出発しました。

立山黒部アルペンルートまでの道中の風景

途中、バスの車窓からは北アルプスの山々が見えました。

そして、バスに乗ること1時間半ほど。立山黒部アルペンルートの玄関口である扇沢に到着。

扇沢駅

他のツアー客の方々もいて、 駅前はたくさんの人であふれていました。

切符は、扇沢から富山県の立山駅まで立山黒部アルペンルートの乗り物すべて乗れるようになっていました。

扇沢からは電気バスに乗り換え移動。16分ほどで黒部ダムに到着しました。

黒部ダム駅

黒部ダムから黒部湖まで歩いて、そこからはケーブルカーで移動なんですが、次の出発時間まで少し時間があったので、しばし黒部ダム観光を。レストハウスなどを見てまわりました。

黒部ダム

ツアーは4月中旬でしたが、ところどころに雪がまだ残っていました。ダムの水には氷がはっていました。

黒部ダム

こちらはダムの水を放水する側。放水は6月26日からということで、この日は見られませんでした。(ダムの水に氷がはっているので当然といえば当然ですが)

そんなこんなしているうちに、ケーブルカーの出発時刻に。

黒部湖駅

ケーブルカーの出発駅は黒部湖。ここから黒部平へ向かいます。

黒部平からロープウェイに乗り継いで次は大観峰へ。

黒部ケーブルカーから見えた景色

移動中、眼下には立山の素晴らしい雪景色が広がっていました。

大観峰

そして、大観峰に到着。

立山ケーブルカーの案内板

大観峰はこのあたり。室堂まではあと少しです。

大観峰に到着後、ちょっと時間があったので外に出てみることに。

大観峰外の風景

標高がかなり高いのと、この日は天気が良くなかったので、外は真っ白でとても寒かったです。

大観峰からはトロリーバスに乗り、「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が行われている室堂へ。

立山トンネルトロリーバス

こちらがトロリーバス。

トロリーバスは電気を動力源としているバスの一種。電力を供給するために上部に架線を張り、バス車両に取り付けられたパンタグラフ(集電装置)によって電力を受け取ります。

立山トンネルトロリーバスの架線

バスの車体の上にパンタグラフがあるのがわかります。

このトロリーバスに乗り、揺られること10分ほど。室堂駅に到着しました。

ここからは1時間ほどの自由時間が。ツアー客各自で昼食を取ったり、観光したり。

僕らはまず昼食を食べようとレストランを見てまわりましたが、ちょうどランチ時間だったこともあり、どこも満席。

ということで、まずは巨大な雪壁を見るために外に出てみました。

あいにくの天気で小雨も降っていました。

そんななか、外に出てちょっと歩いていくと見えてきました!

雪壁です!

立山・雪の大谷

こんなに高い雪壁は始めてみました。最も高いところで20メートルもあるのだとか。

両側から雪壁が迫ってきている感じで、圧巻です。

立山・雪の大谷

雪壁の間の道路はバスも走っていました。

しばし、この雪壁の間を歩きながら観光しました。

立山・雪の大谷 写真スポット

雪壁の間には写真スポットも。

かなり寒かったので10分ほど散策して、再び建物のほうに戻ってきました。

レストランはさっきよりも少し空いてきていたので、昼食を食べることに。

室堂にはレストランが3つあるんですが、今回は『レストラン立山』でいただきました。

いただいた料理はこちら。

レストラン立山 白海老かき揚げ丼

白海老かき揚げ丼」。富山湾で捕れる白海老。この白海老をふんだんに使ったかき揚げがのったどんぶりです。

白海老は殻がついていますが、小さいのでとてもやわらか。かき揚げなので、衣のサクッと感もあります。また香ばしい香りも。

他ではなかなかいただけない料理で、とてもおいしかったです。

観光、食事が終了し、富山方面へ下ることに。美女平までは立山高原バスで。

歩いて観光している時には確認できなかったんですが、バスの車窓から雪壁の最高地点を見られました。この日はの最高地点は18メートルだったようですね。

そして、美女平から立山駅まではケーブルカーで下りました。

立山ケーブルカー

ケーブルカーの乗車時間は7分ほど。

立山駅

そして、立山駅に到着。

立山駅にはツアーバスが迎えに来ていて、ここからはバスに乗ってJR上田駅まで移動しました。

そして、駅に到着し、ツアーは解散。その後、新幹線に乗り帰宅しました。

立山黒部アルペンルート ~ ぐう的感想とアドバイス

僕は以前からこの立山黒部アルペンルートを観光したいと思っていました。

そして、ようやくその念願を叶えることができました。

是非みたいと思っていた雪壁まではかなりの距離があり、時間がかかりましたが、実際にその姿を見てみると圧巻で感動ものでした。

あいにくの天気でしたが、行ってみて本当によかったです。

アドバイスとしては、以下のことがあります。

まず、いろんな乗り物を乗り継いでいかないといけないので、ツアーがおすすめです。

切符は区間指定(扇沢~立山駅のように)で購入できますが、ツアーを利用しない場合は各乗り物の時刻表を事前に調べておかなければならないため、かなり面倒です。

また、一つの乗り物に乗り遅れてしまうと、そのあとの乗り物にも影響し、待ち時間も余計に発生します。

一方、ツアーの場合は添乗員の方が案内されるので、時刻表を事前に調べる必要もありませんし、集合時間さえ覚えていれば乗り遅れることはありません。

そしてもう一つのアドバイスは服装です。特に「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」を観光する際には意識しておいたほうがいいでしょう。

山の上に行くに従って気温が下がってきます。室堂は平地よりも12℃~15℃くらい低くなります。防寒をしっかりしていくことをおすすめします。

さらに、雪の大谷フェスティバル観光時には足下が濡れる可能性があるので、水に濡れても大丈夫な防水加工された靴を履いていくことをおすすめします。

立山黒部アルペンルート ~ まとめ

この記事では立山黒部アルペンルートと、初夏に開催されるイベント「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」、そして、実際に観光した僕の感想などを紹介してきました。

雪の大谷フェスティバルでの室堂の巨大な雪壁はもちろん、移動中の立山の景色も圧巻です。どの景色も素晴らしく、感動します。他の地域では味わえない体験ができるでしょう。

ぜひ皆さんにも体験していただきたい観光地、イベントです。

立山黒部アルペンルートへはツアーがおすすめ!

アドバイスのところでも書きましたが、立山黒部アルペンルート観光はたくさんの乗り物を乗り継いでいく必要があります。

自分で時刻表を調べたり、切符を買ったりして観光するのもいいですが、雪山なので観光するだけでも大変です。観光以外のことにはなるべくエネルギーを使わないほうがいいでしょう。

ということで、あらためて立山黒部アルペンルート観光にはツアーがおすすめです。移動についてはすべて段取りされているので、観光に集中できます。

いろんなツアー会社でプランが用意されています。そういった各会社のツアープランを比較しながら、自分にあったツアーを選ぶといいでしょう。

僕はそのなかで今回、HISのツアーを利用しました。

段取りよく、気持ちによく観光できました。

HISのツアーもおすすめなので、ツアープランの一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

2022年4月:善光寺、立山黒部アルペンルートツアーの関連記事もどうぞ


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