「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる

ブック 書評

『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』 by 立花 岳志 〜 これからの時代に必要なネットでの情報発信によるお金の生み出し方がわかる一冊【ブック・書評】

僕が勝手にメンターとして慕っている立花 岳志さんの新刊『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』をご紹介!

僕は立花さんの初期の頃の書籍『ノマドワーカーという生き方』を読んで衝撃を受け、それまで悶々としていた生き方を変えようと思い始めました。

それ以降、立花さんの書籍のほとんどを読み、福岡や熊本で開催されたセミナーにはすべて参加し、いろんなことを学ばさせてもらいました。

そんな、立花さんが久しぶりに出版された新刊。どのような内容なのか、とても楽しみでした。

読んでみると、これまでのたちさんの経験に基づいたネットでの情報発信によるお金の生み出し方が惜しげもなく紹介されていました。

そんな『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』のなかから、お金につながるネットを使った情報発信の方法、そして僕が特に気になった「お金」のことについて紹介していきます!

『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』 by 立花 岳志 〜 これからの時代に必要なネットでの情報発信によるお金の生み出し方がわかる一冊

あらためて、今回紹介する本は立花 岳志さん著のこちらの本です。

この本の著者である立花岳志さん(のち、たちさん)はプロフェッショナル・ブロガー、心理カウンセラー、イベントプロデューサーなどたくさんの肩書を持ち、他方面でご活躍されている方です。ブログ「No Second Life」の主宰者でもあります。

僕とたちさんの出会いは冒頭の書いた著書『ノマドワーカーという生き方』でした。この『ノマドワーカーという生き方』の書評はこちら。

この本を読むまでは、僕はたちさんのブログを読んだこともなく存在も知りませんでした。

しかし、この著書を読み、僕は衝撃を受けたのです。こんなに自由に楽しく働ける方法があるのかと。

この著書に出会うまで、僕は仕事に対して悶々とした日々を過ごしていました。そのため、この著書を読んだときには大変衝撃を受けてしまったのです。

それからというもの、僕はたちさんを勝手にメンターとして慕い、九州で開催されるセミナーにはほとんど参加してきました。そして、そのなかでたくさんのことを学ばさせてもらいました。

そんなたちさんが出した新刊が今回紹介する『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』なのです。

好きなことをしてそのことを発信しつづけると、そこに人とお金が集まる!

本のタイトルにもあるように、この新刊では「好き」なことと「ネット」を接続して「お金」にしていく方法が書かれています。

”「好き」と「ネット」を接続する”とは、自分が「好きな」ことを「ネット」を使って情報発信することです。そうすると、それが「お金」につながっていくということなのです。

著書のなかでは次のように述べられています。

好きなことをしてそのことを発信しつづけると、そこに人とお金が集まります。好きなことをやればやるほど皆に感謝され、多くの人とお金に囲まれて、好きなことだけして生きる人生を送るのです。

これを読んで、”う〜ん、自分が好きなことなんて大したことないし、そんなこと発信してもお金になるの?”なんて思っているあなた!!そんなことはないですよ!!

著書のなかではこう述べられています。

人はそれぞれ好きなこと、得意なことがあります。たとえ自分では「私には得意なことなんて何もない」と思っていたとしても、自分の中には必ず「好き」なことの「種」は眠っているものです。 あなたの中に眠っている、その「好きなことの種」を発芽させることで、あなたは「好きなこと」を追求し、どんどん好きなことに取り組むのができるようになります。 そして、好きなことをどんどんやっていると、それはやがて「得意なこと」に育っていきます。

人って必ず好きなことや得意なことが一つはあるものなんですね。でも、ほとんどの人はそれが大したことではないと思っているんです。

でも、「好きなこと」って、時間を忘れて没頭するものですよね。そして、没頭するからそれがやがて「得意なこと」になっていく。

さらに、好きなことを続けることによって、「得意」「強み」になっていくのです。

でも、ここまで書いても”好きなことを発信しても自分の知識やスキルでは誰の役にも立たないのでは?”と思う人がほとんどではないでしょうか。

それに対して著書のなかではこう述べられています。

あなたの記事の最大のファンは、あなたの一歩後ろを歩いている人なのです。

たとえ、あなたの知識やスキルがプロ級でないとしても、初心者から見れば「すごい人」なのです。初心者から見れば、あなたが発信する情報は大変ありがたいものです。だから、このような人に対して情報発信すれば、役に立つ情報となるのです。

ただ、注意したいのは情報発信とは、「自分が持っている価値を他人に提供すること」です。

情報発信については、著書の中ではこのように述べられています。

交流が「投稿者きことを知っている人が親近感や共感を抱き、コメントしたり「いいね!」したりと行動するもの、もしくは行動はしなくても、目にしているもの」なのに対して、情報発信は「投稿者の知り合いや友達はもちろん、第三者が目にしても役に立ち、仕事や生活に活用できるような『価値のある発信』」のことをいいます。

つまり、多くの人がSNSを使って友達に対して発信している行為は「交流」である場合がほとんどなんですね。情報発信とは、自分が持っている情報を誰が読んでも役に立つことを提供することなんです。あなたが知らない人に対して役に立つ情報を伝えることが「情報発信」なのです。情報発信する上ではこのことを意識する必要があります。

自分が好きなことをやり続け、人に伝えたいことをその都度、情報発信していく。そうしていくうちに、あなたはその好きなことに対する専門家として見られるようになります。そして、それがお金を生んでいくことになるのです。

情報発信でお金を得るために大事な「心のあり方」

この著書の後半部にはマネタイズに関することが書かれています。と言っても、お金を得るための「方法」ではなく、「心のあり方」について書かれています。

一見、「お金に対する心のあり方」と「ネットで情報発信してお金を得る」ことは関係ないように思えます。でも、この「心のあり方」が非常に重要なのです。

では、なぜ「心のあり方」が重要なのでしょうか。

このことは、これまでのたちさんの著書でも、セミナーでもあまり語られていなかったことでした。

しかし、僕自身、この「お金に対する心のあり方」は非常に興味があることで、この著書の中でも一番に知りたい内容でした。

このお金に対する「心のあり方」で大事なことは

「ライフスタイルの価値観」は、イコール「お金の価値観」に直結しているのです。

そして、

多くの人は、「もらえる額の中でどうやって生活するか」ということに基準にすべてを設計しています。

ということです。

ほとんどの人は会社から給料をもらい、その額の中でなんとかやりくりして生活しています。ただ、このような生活だとこの給料の額以上の生活はできないでしょう。

しかし、世の中にはそのような考えでない人たちもいます。「いただくお金は工夫次第でいくらでも増やせる」と考えている人たちです。この人たちにはお金の上限がありません。必要と思ったら自分で増やせるのですから。

これを読んで、”そんな考えは自分にはできない!”と思う人もいるでしょう。 そのような人に対して、著書のなかでは次のように述べられています。

世界観というのは、よくも悪くも、その人は「事実」だと思い込んでいるものなので、人間はその世界観を実現するように行動し、思考します。

結局、自分の目の前の世界は自分がそれが事実だと思い込んでいる世界なのです。だから、この世界観を意識して変えることでお金の上限がない世界で生きることも可能なのです。

また、お金の上限がない世界に生きるためには、お金を循環させることも大事です。お金を滞らさせたままだと、そのお金を守る気持ちが強くなり、結局、制限のある生活になってしまいます。お金はなくなることはないと思って循環させることで、お金の上限がない世界に生きることができるのです。

そして、お金を循環させるときに大事なことは「感謝」の気持ちをお金にのせることです。

そのことは著書のなかで次のように述べられています。

自分のお金を「感謝とともに送り出す」癖がつくと、その感謝の気持ちが市場にぐるぐると循環して、やがてあなたの手元に、もっと大きな「感謝」がお金とともに流れ込んでくるようになるのです。

ほとんどの人が自分が持っているお金を苦労して手に入れた「持ち物」だと思っています。しかし、その気持ちを持っているとお金を払うときに「自分の持ち物がなくなってしまう」と思ってしまい、感謝の気持ちを持てなくなってしまいます。

でも、お金を支払うということは、それに見合う何かを受け取っているはずです。

商品を購入する時には、お金の代わりに欲しい商品を受け取っています。サービスをしてもらう時にはお金の代わりにそのサービスを実施してもらっています。お金を支払うということは、それと何かを等価交換しているのです。

お金を支払う際に「感謝」の気持ちを持つためには、このお金の代わりに何かを受け取っているという意識を持つことが大切です。

人は自分が持っているものを手放すことに対して「なくなってしまう」という気持ちが強く働くものです。でも、お金は循環していると思えば、そういった気持ちもわかず「感謝」の気持ちもわくのではないでしょうか。

ここでは、一見、情報発信とは関係ないことを紹介してきましたが、結局、情報発信についても同じことが言えます。

情報発信も

「価値ある情報を発信する」 → 「その情報を見て役立った人に感謝される」 → 「それがやがてお金になる」 → 「さらに価値ある情報を発信する(最初に戻る)」

と循環して、お金が生まれていくからです。

そして、お金を生んでいくためには、ここに紹介した「お金に対する心のあり方」が大事なのです。

小さな一歩があなたを変え、周囲の人たちを変え、やがて世界を変える

ここまで読んで、”自分が発信した情報がお金になるなんてまだ信じられない!”と思っている人もいることでしょう。

しかし、この世界で自分と同じ人はまったくいないわけです。背格好が同じような双子でさえも、同じ人生は送っていないのです。人それれぞれ違った人生があるわけです。

だから、その人生を生きていくなかで他の人に役立つことは必ずあります。
そして、人それぞれ情熱を持って取り組んでいることは一つはあるはずです。それは仕事かもしれませんし、趣味かもしれません。なんであれ、自分が好きで熱中して取り組んでいることはあるはずです。

著書のなかでは次のように述べられています。

どんな人の心の中にも、必ず「伝えたいこと」「熱いメッセージ」はあるものです。

自分が情熱を持って取り組んでいることは、誰かに伝えたいと思うものではないでしょうか。そして、そのことを伝えることで誰かの役に立つことができるのです。

しかし、なかには”自分は文章を書くのが苦手なのでうまく伝えられない””文章をたくさん書くのが苦手”だからと、情報発信することに躊躇してしまう人もいるでしょう。

そのような人に対しては次のように述べられています。

下手くそでもいい、短くてもいい。とにかく、たどたどしくてもいいから書くことです。

僕も今でこそブログで情報発信していますが、ブログを始める前は文章を書くのが苦手でした。この記事のような長文を書くことも当然ながらできませんでした。

でも、何か情報を発信したいと思い、ブログを開始しました。始めた当初は文章も短く、内容もありませんでした。

しかし、続けていくうちに、文章の書き方や見せ方などもわかってくるようになってきました。そして、今ではたくさんの人にブログを読んでいただけるようになったのです。

このセクションの見出しにも書いているように、大事なことはまずは小さな一歩を踏み出すことです。ブログを始め、文章が短くても下手でもいいので、自分が伝えたいことを情報発信するのです。その情報が誰かの役に立ち、やがて世界が変わっていくのです。

まとめ

今回は立花岳志さん著の『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』を紹介してきました。

この本にはたちさんがこれまで実行してきたことが惜しげもなく書かれています。この本を読めば、自分が好きなことを情報発信し、お金につなげていく方法が一通りわかります。

これまで自分が好きなことなんて大したことないと思って躊躇してきた人は、この本を読んで、まず自分が好きなことを発信してみませんか?

また、これまでも情報発信してきたけど、うまくお金につながっていないという人は、もしかしたら発信していた情報が自分の好きなことではなかったのではないですか?
もしくは、「お金に対する心のあり方」に問題があったのかもしれません。
このような人にもこの本はきっと新たな気づきを得られるでしょう。

すでに情報発信している人も、まだしていない人も、この本を読めば「好き」と「ネット」を接続して、やがて「お金」が降ってくるようになるかもしれません!

これからの時代に必要なネットでの情報発信によるパーソナルブランディングについて書かれているオススメの本です。

『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』 書籍情報

 

 

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