エッセイ

数値だけにとらわれ過ぎないこと 〜 コンタクトレンズを変えたことから分かった気づき

僕は目が悪く(裸眼の視力は0.1以下)、日頃はコンタクトレンズをしています。

今は2週間使い捨てのコンタクトレンズを使っているのですが、購入していた分が切れるということで2週間前にコンタクトレンズのお店に行ってきました。

今まで使っていたメーカーのレンズはかなり前に販売されたものだったので、ちょっと違うレンズにしてみようということで、そのときに今までのものよりも価格がちょっと安い新しいメーカーのものを購入しました。

新しいレンズのつけ心地は? 〜 違和感を感じ始める

そうして、新しいメーカーのレンズで生活することになったのですが……

違和感を感じたのです。どうも近くが見にくいのです。
特にちょっと暗い環境でスマホの画面を見ると文字が読めないのです。

年齢も年齢だけに”いよいよ老眼か?”と思いましたが、裸眼や眼鏡をかけて見ると問題なく見えるのです。
以前のレンズでもちゃんと見えていました。

ということで、再びコンタクトレンズのお店に行って、前のメーカーのものに交換してもらうことにしたのです。

数値だけでは分からないこともある

コンタクトレンズのお店に行くと、レンズを交換するということで、いったん眼科で診てもらうことになりました。

そこで検査技師の方がこう説明してくれました。

「度数などの数値は同じなので違いはないはずなんですけどね」

確かに以前つけていたレンズと新しいメーカーのものは度数などの数値が全く同じでした。

それから、検査技師の方には老眼に関することをいろいろと説明され……
“まあ、それもこれから気をつけなくてはですね”といった感じで聞いていました。

でも、今回の場合、レンズの違いで明らかに見え方が違ったのです。
現に、この記事は以前のメーカーのものをつけてスマホで書いていますが、しっかりと見えています。

確かに検査技師の方やお医者さんは、数値で判断するしかないのでしょう。

でも、数値だけでは判断できないこともあるのだと、身をもって経験することができました。

まとめ

人はとかく数値で判断したがるものです。

そのほうが他のものと比較しやすいし、状態を把握しやすいからでしょう。
数値がないと漠然としてしまい、判断もできません。

そういった意味で数値は大事ですし、それを判断材料に使うことは必要なことでしょう。

でも、数値だけでは判断できないこともあります。
特に人の心や感覚といったものは数値だけでは判断できないことが多いものです。

こういったものをどうやってとらえるのかは難しいところですが、数値だけでは判断できないこともあるということを意識しておきたいものです。

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