昨日、東京からはるばる大学の後輩が来ていたので熊本観光案内をしました。
どこがいいだろうと考えたところ、やはり地震で崩れた熊本城の姿を見てもらうのがいいと思い、熊本城周辺を案内することにしました。
僕自身も地震後ちょっと周辺を見に行きましたがしばらく近くで見ておらず、久しぶりに行くことになりました。
でも、その姿はまだまだ痛々しい感じでした。
現在の熊本城とその周辺の状況を報告します!!
熊本地震発生後7カ月たった熊本城周辺を歩いてみる【地域情報・熊本】
まずは熊本市の繁華街通りである通町筋側から歩いていき、左回りにまわっていくことにしました。
通町筋から熊本城の方に歩いていくとすぐにあるのが 熊本城稲荷神社 です。
▲通町筋側からこの赤い鳥居が見えるので分かりやすいです。
この神社は熊本城築城の神、城下町繁栄の守護神として祭られています。
また商売繁盛のご利益もあるそうです。
今回東京から来ていた後輩は今年会社を設立したので、繁盛を願って神社をお参りすることにしました。
▲鳥居をくぐってすぐのところにある「知恵の輪くぐり」です。この輪を左回り→右回り→左回りにくぐるとご利益があるそうです。
もちろん知恵の輪くぐりをしました!
それからおさい銭箱のところでお参りしました。
▲地震の影響で境内のとうろうは倒れているものもありました。
神社を出て、熊本城の周りをぐるっと歩いてみました。
神社を出てすぐのところにあるのが 熊本大神宮 です。
でも、ここは地震の影響で倒壊し、今は中に入れない状態になっていました。
▲このように重機が入り、工事が進められていました。
熊本城の姿は今もなお、痛々しかった!
それからさらに熊本県立美術館分館方向まで歩いていくと見えてくるのが 北十八間櫓 です。
▲北十八間櫓は完全崩れてしまっています。その隣の五間櫓はなんとか残っています。
もうこれを見ると本当に痛々しいですね…
そして周辺を歩いていき、熊本城内に入っていきます。
といっても、完全に中には入れませんので、周りから眺めるといった感じです。
棒庵坂を上り、しばらく歩いていると見えてくるのが 戌亥櫓(いぬいやぐら) です。
▲石垣の真ん中がえぐられるように崩れ、中の土がむき出しになっています。かろうじて両側の石垣で支えられています。
▲同じ戌亥櫓を別方向から見たところ。やはり痛々しいです。
それから二の丸広場を歩いていきました。
あいにくの雨で写真は撮れませんでした。
この広場の近くには駐車場があり、かなりたくさんの観光バスが止まっていて、観光客の方もたくさんいました。
こんな状態でも見に来てくれるお客さんがいるというのは嬉しいですね!
そして、最後は 加藤神社 へ。
名前のとおり、熊本城主である 加藤清正公 が祭られている神社です。
ここでもお参りをしました。
この加藤神社からは熊本城の天守閣が見えます。
▲雨の影響で少しもやがかかっていますが、屋根の瓦が崩れ落ちています。
このように熊本城周辺を歩いてみましたが、写真のような石垣や城壁が崩れている場所があちこちに見られました。
崩れ落ちた石垣のナンバリング作業が行われているようでしたが、まだまだ復旧作業は先が長いという感じでした。
おわりに
今回、地震後7カ月たった熊本城周辺を歩いてみました。
やはりあの姿を見ると痛々しいです。
復旧作業はまだまだ先が長いようですが、熊本のシンボルである熊本城がいち早く元の姿に戻ってくれることを願うばかりです。
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