僕は毎日のように料理をしています。
料理をしていると、慣れてきて上手になってきます。
しかし、それだけではなく、仕事にも役立つ5つの力も身についてくるのです。
それは次の5つです。
- 段取り力
- 工夫する力
- アレンジ力
- イメージ力
- 表現力
仕事にも必要なこれらの力。
特にこれらの力が足りないと思っている人には料理はオススメです!
これから、料理をしているとこの5つの力がなぜ身についていくのか説明していきます。
1. 段取り力

料理を作る上で段取りは必要です。
一品だけ作るのであれば段取りはあまり考えなくていいでしょうが、複数の料理を作る場合は段取りすることが大事になってきます。
一品ずつ集中して作っていては、かなりの時間がかかってしまいます。だから、複数の料理を作る場合は、並行して作る必要があります。
そして並行して作る時は、事前に
- どの材料を切っておくか
- どのタイミングでレンジに火を入れるか
- どのタイミングで煮たり焼いたりし始めるか
などを、あらかじめ決めておいたほうがスムーズに料理が進みます。
一方、仕事でも段取りは必要でしょう。仕事も複数の案件が同時進行することはよくあります。
その場合は、案件ごとの緊急度や優先順位、自分が仕事を進めやすい時間帯(アイデア出しは午前中、事務作業はお昼すぎなど)などを考えて、事前に段取りしておけば仕事もスムーズに進むのではないでしょうか。
仕事では段取り下手な人も、料理をしていくうちに段取り力がついてくるのです。いずれ仕事にもその段取り力は活かされていくでしょう。
2. 工夫する力

料理も続けていると段々と工夫したくなってくるものです。
”この食材はもっと小さく切ったら食べやすそう”とか”この食材はこう切ると見た目が良さそう”などと考え始めてきます。
また、料理の盛り付け方も工夫するようになります。
彩りやどう盛り付けたらおいしく見えるかということを考え始めるのです。
一方,仕事でも工夫が必要な場面があるでしょう。
たとえば、資料におけるデータの見せ方だったり、お客様への説明の仕方だったりといろいろとあるものです。
やはり仕事でも工夫する力は必要です。
料理と仕事では工夫の仕方が違うかもしれませんが、料理をしていくうちに工夫する意識が持てるようになってくるのです。その意識は仕事にまで波及していくことでしょう。
3. アレンジ力

料理に慣れてくると、だんだん食材や調味料などにも自己アレンジを加えたくなってきます。
レシピ通りではなく”この食材をに変えてみると違う食感になってくるのではないか”とか”この調味料を加えるとさらに料理に深みが出るのではないか”などと考え始められるようになってくるのです。
一方、仕事でもマニュアル通りの仕事ばかりしていては、会社から評価されなくなるでしょう。
マニュアルとは違うアレンジを加えることで、自分らしさを出すことになり、それが評価にも繋がっていくものです。
という意味で、アレンジ力も仕事では必要になってきます。
料理をすることによりアレンジ力が身につき、仕事でもその力は発揮されるでしょう。
4. イメージ力

料理を続けていると、だんだんと料理のイメージがつかめてきます。
”こういう食材とこの調味料を使えばこんな料理ができるんじゃないか”とか、”この食材はこんな風に使えばもっと美味しい料理ができるのではないか”といった感じにイメージできるようになるのです。
また、料理は自分のためだけではなく、家族や友達などに作ることもあります。
そういう時には、”どんな料理を作ると喜ばれるだろう”とか”〇〇さんはこの料理が好きそうだから作ってあげよう”とイメージを働かせられるようになってきます。
一方、仕事でもイメージ力は必要です。
”どんなことをすればお客さんに喜んでもらえるのか”、”どういう風に説明すればお客さんに理解してもらえるのか”、など考えることは日常茶飯事でしょう。
そこでは、お客さんのことをそれだけイメージできるかが大事になってきます。
料理をすることでイメージ力もついてくるので、仕事にもその力を活かせるようになるでしょう。
5. 表現力

ちょっと大げさかもしれませんが、料理は一つのアートでもあります。自分が作った一つの作品でもあるわけです。
レシピ通りに作っている間はそう感じないかもしれませんが、料理に慣れてきて自分のアレンジを加えられるようになると、自己レシピによる料理もできるようになってきます。
そうなると、それは自分を表現した一つの作品となるわけです。
フランス料理を見てみるとそれがよく分かるのではないでしょうか。あれはシェフが表現した一つのアート作品です。
そこまではできないかもしれませんが、自己レシピで作れるようになると、それは一つのアート作品になるわけです。
一方、仕事でも自分を表現することは大事です。
他の社員と同じことをして目立たないようでは、評価はされづらいでしょう。
評価されるためには、他の社員とは違うことを自分なりに表現して上司などに伝えていかなければいけません。
また、自分がやりたい仕事をするためにも、自己表現することは大事でしょう。
料理と仕事で表現の仕方は違うかもしれませんが、自分を表現するという意味では、料理で身についた表現力を活かしていくことはできるでしょう。
まとめ
この記事では、料理をしていくうちに身につく仕事に役立つ5つの力として、以下のものを紹介してました。
- 段取り力
- 工夫する力
- アレンジ力
- イメージ力
- 表現力
料理と仕事では、もちろん実際にやることは違います。
でも、これらの力を料理で身につけておけば、それは仕事でも活かしていけるはずです。
これらの力が仕事ではなかなか身についていないという人は、料理を始めてみてはいかがでしょうか。
これらの力が身につくと、きっと仕事も楽しくなってきますよ!!
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