ブック 書評

ブロガー・ライターなど文章を書く人の悩みに答える本5選(悩みタイプ別)

ブロガーやライターなど文章を書いている人のなかには、自分のライティングスキルに悩んでいる人もいるでしょう。

「どうしたら、もっと自分が伝えたいことが伝わるだろうか」「もっと自分らしい文章を書きたい」といったような。

かくゆう僕も、毎日のようにそんなことを考えています。でも、なかなか難しいんですよね。

僕はもともと文章を書くことが苦手(小中学校時代の読書感想文なんてほぼ本の内容を写してました(笑))で、国語なんて成績の悪い科目の一つでした。

そんな僕がブログを始めてしまったんです。それは9年前ほど。もちろん、その当時は会社員で議事録など文章を書くことは頻繁にあったんですが、ビジネスでの文章と記事に書く文章とは書き方が異なります。

そこでブログに記事を書く上で”このままの文章ではいけない”と思い、文章術に関する本をいろいろと読むことになりました。

そして、ある程度の文章術を習得できました。それでも、いまだに悩んでいるんですけどね(笑)。でも、それなりにいろんな悩みに対する文章術の本を読んできました。

そこでこの記事では、文章術に関して読んできたたくさんの本の中から、今、ブロガーやライターで自分のライティングスキルに悩んでいる人に向けて、その参考となる本を紹介します。

ただ、ライティングスキルの悩みと言っても千差万別でしょうから、今回は5つの悩みタイプ別に紹介していきます。

今、自分のライティングスキルに悩んでいる人は、この記事を参考にしてもらって、何らかのヒントを得てもらえれば幸いです。

この記事で紹介する5つの悩みタイプ

今回紹介する本は、次の5つの悩みタイプに答えるものです。

  1. 文章の書き方の基礎を学びたい
  2. 最後まで読ませる文章を書きたい
  3. とにかく文章を速く書けるようになりたい
  4. もっと分かりやすい表現を使って文章を書きたい
  5. 自分らしい個性的な文章を書きたい

① 文章の書き方の基礎を学びたい → 『伝わる文章の書き方』

まず文章を書くのに自信がない、自分の書く文章が分かりずらいとよく言われる人は、文章の書き方の基礎ができていないかもしれません。

そんな人に紹介したいのがこちらの本です。

日本語は文字種としてひらがな、カタカナ、漢字がある表現力豊かな言語です。さらに副詞や形容詞などの配置の仕方によっては、文章の意味が変わったり、意味がわからずらくなったりするものです。

だから、自分が伝えたいことをしっかり伝えるためには、日本語の文章の書き方の基礎を学んでおく必要があります。

この本には、「日本語として正しい文章」を書くための文章術が実例とともにいくつも紹介されています。

自分の文章に自信がない人、他人から文章が分かりずらいとよく言われる人は、まずこの本を読んで、文章の書き方の基礎をつかんでおくことをオススメします。

この本の紹介記事 『伝わる文章の書き方』 by 高橋 廣敏 〜 漠然と書いている文章の書き方がスッキリと理解できる本【ブック・書評】

② 最後まで読ませる文章を書きたい → 『新しい文章力の教室』

ブロガーやライターとして記事を書いている人は、なぜ文章を書きたいのでしょうか?誰かに自分が書いた文章を読んでもらい、あることを伝えたいからではないでしょうか。

そして、記事を読んでもらうからには、最後まで読んでもらいたいと思うものです。

でも、そんな文章をどうしたら書けるのか悩んでいる人もいるでしょう。

そんな人に紹介したいのがこちらの本です。

自分が書いた記事を最後まで読んでもらうためには、やはり読者の人に文章を読んで役に立つ、楽しいと思ってもらわなければいけません。

この本には、そういった記事を読ませるための文章術がたくさん紹介されています。

ブロガーやライターなど誰かに読ませる文章を書いている人は、一度読んでおいた方がよい一冊です。

この本の紹介記事 『新しい文章力の教室』 by 唐木 元:読ませるための文章の書きかたが凝縮されているブロガー・ライター必読の書【ブック・書評】

③ とにかく文章を速く書けるようになりたい → 『何を書けばいいのかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』

記事を書いていると、かなりの文字数の文章を書かなければいけない時もあります。3,000文字以上の文章を毎日書いている人もいるでしょう。

それだけの文字数の文章を書くためにはもちろん時間も必要です。ただ、できるだけ時間は使いたくないもの。

文章を速く書くために、入力に使用するパソコンなどの入力速度を上げるのも一つの方法です。使いやすいキーボードにしたり、よく使う単語を辞書登録したりしている人は多いのではないでしょうか。

ただ、そうしても文章を書くのがどうしても遅いという人もいるでしょう。

そんな人に紹介したいのがこちらの本です。

文章を書くのが遅いのは書く前の「あること」が足りないからです。この本には、その「あること」を紹介するとともに、その「あること」をするための具体的な方法が説明されています。この本を読むことにより、文章を「うまく」「はやく」書けるようになるでしょう。

ブロガーやライターをしていて、記事を書くスピードが遅いと感じている人は、一度読んでおくことをオススメします。

この本の紹介記事『何を書けばいいのかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』 by 山口拓朗 〜 日頃から文章を書くことに悩んでいる人におすすめの一冊【ブック・書評】

④ もっと分かりやすい表現を使って文章を書きたい → 『形容詞を使わない 大人の文章表現力』

自分で文章を書く場合でも他の人が書いた文章を読む場合でも、表現があいまいでどうも分かりづらいと思うことはないでしょうか。

おそらくそういう文章には「少し」とか「おいしい」といった形容詞が入っているからでしょう。

形容詞は便利である反面、伝える相手によって捉え方が異なり、内容が伝わりにくくなるものです。「少し」という形容詞でも、感覚的な程度は人によって異なります。

だから、伝えたいことをしっかり伝えるためには、形容詞をなるべく使わずに文章を書くほうが望ましいと言えます。

そのための文章の書き方を紹介しているのがこちらの本です。

この本には、形容詞を使わずより分かりやすく伝える方法がたくさん紹介されています。例題を示しながら説明されているので、実際にすぐに活用できます。

形容詞を使わず、もっと分かりやすい文章を書きたい人にオススメの1冊です。

この本の紹介記事『形容詞を使わない 大人の文章表現力』 by 石黒 圭〜形容詞以外の表現方法が例とともに紹介され分かりやすい本【ブック・書評】

⑤ 自分らしい個性的な文章を書きたい → 『読みたいことを、書けばいい』

ブログや情報サイトに記事を書いている人のなかには、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)を意識している人も多いでしょう。

自分が書いた記事の検索順位を上げるためには必要ですが、そればかりを意識してしまうと、逆に自分らしい文章が書けず、文章に個性がなくなってしまうこともあります。

なかには、”SEOを意識せず、もっと自分らしい文章を書きたい!”と思っている人もいるでしょう。

最後に紹介するのは、そういった人に紹介したいこちらの本です。

この本は一応、文章術というジャンルではありますが、中身はこれまでの文章術とは一線を画します。本当に自分らしい文章を書くための文章術という感じです。

著者の田中さんの文章自体が面白く、読んでいて楽しみながら学べます。とにかく、これまでの文章術に書いてあるようなことは書いてありません。ただ、この本を読めば自分らしい面白い文章が書けること間違いなしです。

ブロガーやライターさんで、もうSEOを意識した文章術にちょっと疲れた人、もっと自分らしい文章を書きたいと思っている人にオススメの1冊です。

この本の紹介記事 『読みたいことを、書けばいい』 by 田中 泰延 〜 究極の文章術!?SEOを意識するのに疲れた人にオススメの一冊【ブック・書評】

まとめ

この記事ではライティングスキルに悩んでいる人に向けて、タイプ別に参考になる本を5冊紹介してきました。

今回紹介した悩みのタイプは、ブロガーやライターをしている人であれば一つは当てはまるものがあるのではないでしょうか。

特にブログなどに記事を書き始めたばかりの初心者の人は5つすべてが該当するかもしれませんね。

自分のライティングスキルに悩んでいる人は、ぜひ今回紹介した本のなかから1冊でも読んでみることをオススメします。初心者の人は5冊全て読んでもいいかもしれません。

では、最後にあらためて、この記事で紹介した本をまとめます。

① 文章の書き方の基礎を学びたい

② 最後まで読ませる文章を書きたい

③ とにかく文章を速く書けるようになりたい

④ もっと分かりやすい表現を使って文章を書きたい

⑤ 自分らしい個性的な文章を書きたい

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