HISが運営している『変なホテル』。
いまや、日本だけではなく韓国やアメリカにも進出しており、世界で21のホテルが展開されています。
でも、『変なホテル』ってなにが「変」なんでしょうか?
その謎を探るべく、今回は『変なホテル東京 羽田』に宿泊し、調査してきました。
調査してみると、「変」以上にあることにこだわっていることに気づくことに!
この記事ではその調査結果とともに、ホテル情報をレポートします!
※記事の内容は2021年11月時点のものです。
目次
変なホテル東京 羽田 〜 ホテル情報
今回宿泊した『変なホテル東京 羽田』は、京急大鳥居駅から徒歩5分ほどのところにあります。
近くに小さな飲食店街がありますが、周囲はほぼ住宅街。とても静かな環境にあるホテルです。
変なホテル東京 羽田の外観はいたって普通
京急大鳥居駅から飲食店街を通り、住宅街に入っていくと見えてきました。『変なホテル東京 羽田』。
外観はいたって普通。特に怪しいところはありません。この時点では「変」なところは見当たりません。
エントランスもホテル名が書かれているだけで、特に「変」なところはなく。
でも、エントランスを抜けると何やら怪しげな声が……
どうやら恐竜の鳴き声のよう。そして、大きな木もあります。
さらに入っていくと……なんとフロントに恐竜がいるじゃないですか!しかも2体も!!
ちょっと怖かったですが、真ん中に女性がいたのでちょっと安心。
そして、チェックインしようとその女性に近づいてみると……
この女性はロボットでした(笑)。
恐竜ももちろんロボット。でも、かなりリアルです。ここに「変」がありましたね〜!
これらのロボットたちは動いているものの、簡単なアナウンスをするだけで、チェックイン手続き自体はロボット前にある端末で行います。
手続きは端末に表示される通りに入力などをしていけばいいので、特に難しくありません。
ただ、なにかあったときには従業員の方(もちろん人間!)が出てきて、丁寧に案内していただけますので、ご安心を。(実は僕が入力ミスをして経験済み(笑))
部屋は変なのか?
チェックインを済ませるとルームキーを入手できます。
このルームキーはエレベーターを利用する際に必要となります。
エレベーター内にルームキーをタッチする場所があります。
さて、部屋にも「変」なところがあるのでしょうか。
エレベーターを降り、部屋までの廊下を見てみると、特に「変」なところはありません。いたって普通のホテルの廊下。
さて、それでは部屋に入ってみましょう。ルームキーを扉にかざして入室します。
いざ、入室!!
ん?特にロボットがいるわけではなく、普通のホテルと同じ感じ。
ベッドも特に変なところはなく。
チェアやテーブルにも特に変なところは見当たりません。
トイレやバスも特に変ではありませんでした。
部屋には、特に「変」なところはないようですね。
と思って部屋を見渡してみたら、ちょっと怪しいものが!テレビのリモコンらしきものが2つ……
でも、あたりを見渡してみると、テレビらしきがありません。
これは怪しい……そして、天井を見てみると。
ん?なにやら箱ものが設置されているじゃないですか!
よくよく調べてみると、これはプロジェクターでした(笑)。
実は今回宿泊した部屋はシアタールームとなっていて、プロジェクターが設置されているお部屋だったんです。(予約したのが奥さんだったので、部屋に入るまで知らなかった)
プロジェクターにはスマホを接続して動画などが見られるようになっています。また、テレビ番組も見られます。だから、リモコンが2つあったんですね。
実際映してみるとこんな感じ。
テレビよりもはるかに大きい画面です。これは迫力があります。
ただ、スピーカーが貧弱なので、音的にはもの足りないです。
でも、動画などを大画面で楽しみたい人にはもってこいですね。
一つ欠点があって、部屋を暗くしないと画面が見にくいこと。特に、朝は部屋に光が差し込むので見にくいです。
ということで、部屋に関しては特に「変」なところはありませんでしたが、普通のホテルとは違った設備がありました。
他に変なところは?
これ以外に変なところはないか探してみましたが、特に見当たりませんでした。
ただ、普通のホテルと違うところがもう一点。
それは、マンガを無料でレンタルして部屋で読めるサービスがあること。
1階のフロントを抜けたところに、マンガが置いてある本棚があります。
最近のマンガ人気でマンガを置いているホテルも増えてきましたが、まだ少数派でしょう。
このサービスはマンガ好きにはたまらないですね!
その他の部屋の設備について
さて、ここまでホテル内の「変」なところを探してきましたが、ここからはホテル内の各種設備などについて紹介していきます。
まずは部屋の設備から。
部屋の設備
部屋にはベッドのほかに、ソファとテーブルが設置されています。(客室によっては設置されていない部屋もあります)
ここに座って食事などができます。
ソファの横には、冷蔵庫や金庫などを置いている棚が。
うれしいのはベッドサイドにコンセントだけでなく、USB端子が設置されているところ。
最近のホテルでは増えてきましたが、それでもUSB端子が設置されているところは少ないのではないでしょうか。
最近はスマホやデジカメなど、USBで充電する機器が増えています。
このように端子がついているととても便利ですね。
特に、スマホをベッドサイドに置いてタイマー代わりに使う人には便利でしょう。充電しながらそばに置いておけます。
ちなみに、先ほどの冷蔵庫などが置いてあった棚にもコンセントとUSB端子が設置されています。
バス・トイレ・洗面所
このホテルはバスとトイレ・洗面所が分かれています。
ですが入口が一つなので、一人がバスに入っている時に他の人がトイレを使うというのは、ちょっとやりづらいです。
洗面所まわりはすごくスッキリしています。アメニティグッズが置かれていないためです。(アメニティグッズは1階エレベーター前に置いてあるものから各自取ってくるスタイル)
トイレも清潔感があります。洗浄器つきです。
風呂場にはホテルでは珍しく、洗い場があります。浴槽自体はそれほど広くありませんが、洗い場があるのは嬉しいですね。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープにはPOLAのものが。
シャワーヘッドは大きめ。お湯の出方を3段階で調整できます。
アメニティグッズ
アメニティグッズは1階エレベーター前に置いてありますので、そこから各自部屋に持っていきます。
用意されているアメニティグッズには、ハミガキセット、ひげそり、ヘアブラシ、ヘアバンド、綿棒、コットンがあります。
また、ガウンも部屋には置いていないので、必要であればここから持っていきます。
部屋に設置されているマグカップには、ホテルのロゴが入って、なんともかわいらしい。
その他サービス
1階フロント横にレストランがあります。朝の5時半からオープンしているため、早出の人には便利です。
エレベーター先のところには、UFOキャッチャーやガチャガチャも。ホテル周辺に娯楽施設がないので、ホテル内にこういったものがあるのはいいですね。
また、さらに先に進んだところには、先ほど紹介したマンガが置いてある棚が。宿泊者はここから好きな本を部屋に持っていって、無料で読むことができます。
マンガ好きにはありがたいサービスです。
変なホテル東京 羽田 〜 マップ・アクセス
マップ
アクセス
電車でのアクセス
京急空港線「大鳥居駅」から徒歩7分
車でのアクセス
首都高速1号羽田線「羽田出入口」から約5分
※ホテル内に13台の普通車が止められる駐車場があります。WEB予約による事前予約が必要です。
シャトルバスでのアクセス
ホテルと羽田空港間でシャトルバスが運行されています。
発着場所や時刻表については、こちらの 変なホテル東京 羽田 公式HP をご確認ください。
まとめ 〜 変なホテルは「変」というよりも宿泊が「楽しい」ホテルだった!
この記事では、HISが運営している『変なホテル』の21あるホテルのなかから、東京羽田のホテルに宿泊し、どこが「変」なのかをレポートしてきました。
ホテル名に「変」と入っているものの、フロント以外は特に「変」なところはなく、普通のホテルとほとんど違いがありませんでした。
ただ、客室タイプにもよりますが、部屋にルームシアターが設置されていたり、レンタルマンガがあったりと、他のホテルにはない楽しめる工夫がされていました。
調査してみて気づいたことがあります。
それは……
『変なホテル』は「変」というよりも、宿泊が「楽しい」ホテル
だということ。
運営会社のHISも宿泊を楽しんでもらえるようなホテル作りにこだわっているのではないかと思いました。
宿泊料金も5000円台、6000円台で、周囲のホテルと比較してリーズナブル。
宿泊自体を楽しみたい!という人にオススメのホテルです!
この記事へのコメントはありません。