東京生活日記

8月9日 〜 長崎原爆の日に想う

どうも、ぐう(@Gu_Taro)です!!

今日8月9日は、長崎原爆の日です。

77年前の今日11時02分、長崎市内に落とされた原子爆弾によって、7万人以上もの一般市民の尊い命が奪われました。

僕はこの長崎原爆の日に特別な想いがあります。

それは、僕の親父が長崎出身で、被爆者だったからです。

僕の親父は昭和19年 長崎市で生まれました。

ただ原子爆弾が投下された当日はまだ1歳だったので、親父から原爆の話はもちろん聞いたことはありません。

しかし祖母からは「親父を背中におんぶして山の上から原子雲を見ていた」という話を聞いた記憶があります。

幸いにも祖父母、父親ともその当時大きなけがなど負うことなく、その後の後遺症も発症していなかったようです。

父親の実家が長崎にあった関係で、僕もお盆や正月休みには父親につれられて長崎によく遊びに行っていました。

祖父母の家の近くには、被爆遺構である「片足鳥居」や原爆の爆風にたえた「被爆クスノキ」がある山王神社がありました。


被爆遺構である片足鳥居。山王神社の鳥居ですが、原爆の爆風により片方が崩れ落ちてしまいました。


山王神社境内にある被爆クスノキ。こちちも原爆の爆風により幹に亀裂が入り、枝葉も焼かれてしまいましたが、その後復活し、現在の姿になっています。

僕は長崎に遊びに行くたびにこれらの被爆遺構を見て、原爆の凄まじさと悲惨さを小さいながらも実感していました。

そういった理由で、この長崎原爆の日に対して特別な想いがあるわけです。

広島原爆の日ももちろん大事な日ですが、僕にとっては長崎原爆の日のほうがより特別な想いを抱かせる日なんです。

もちろん、ほぼ毎年、平和記念式典を視聴し、黙とうを捧げています。(これは広島も同様ですが)

僕が今ここで生きているのも、原爆の被害にあいながらも生きてこられた祖父母と父親、そして父親と結婚した母親とその祖父母の皆さんがいたおかげです。

あらためて、父方、母方の祖父母、父親、母親に感謝する次第です。

現在、世界ではロシアによるウクライナ侵攻により、核兵器が使われる脅威にさらされています。

また、台湾情勢も深刻化しつつあります。

核兵器を使うことはもちろん、所有することもあってはならないことです。

世界で唯一の被爆国である日本だからこそ、核兵器が与える悲惨さをさらに訴え続け、核兵器をこの世界からなくしていくことができるのではないでしょうか。

8月6日、9日、そして終戦記念日である8月15日と、8月は戦争について考えさせられる日が続きます。

広島、長崎での原爆のみならず、先の戦争で犠牲になった皆様のご冥福をお祈りしつつ、今後、世界中で戦争による犠牲者を出さないためにも、現代を生きている我々がどうしていくべきか、しっかり考える日にしたいものです。

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