熊本県菊池市にある「菊池渓谷」は、清流と緑豊かな自然が織りなす美しい渓谷として知られています。
今回は実際に足を運んで、その魅力を存分に味わってきました。滝の音、清らかな水の流れ、そして深い緑に包まれた神秘的な空間で、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい体験ができました。
この記事では、菊池渓谷の基本情報やアクセス方法などを紹介し、僕が実際に訪れた際の様子や感想などをレポートします!
目次
菊池渓谷の基本情報
菊池渓谷は、熊本県菊池市にある阿蘇外輪山の北側に位置する渓谷です。
菊池川の源流部にあり、清流と豊かな自然が織りなす美しい景観が魅力の観光スポットです。
所在地 | 熊本県菊池市原 |
開場時間 | 8:30~17:00 |
入場料 | 300円(維持協力金として、高校生以上) |
ベストシーズン | 新緑の5月〜6月、紅葉の10月〜11月 |
アクセス・駐車場情報
車でのアクセス
- 熊本ICから:約1時間30分
- 菊池ICから:約30分
- 駐車場:第1駐車場(約80台)、第2駐車場(約45台)、中央駐車場(繁忙期のみ、約300台)
- 駐車料金:普通車 300円、バイク 200円、マイクロバス 1,000円、大型 2,000円
実際に観光した菊池渓谷をレポート!
菊池渓谷までの道のり
熊本市内から車で約1時間半の道のり。ただ、途中寄り道をしたので2時間半ほどかかりました。
自然の中を走っていくので、とても気持ちよかったです。
駐車場到着
第1駐車場に到着したのは正午ちょっと前でした。日曜日だったので、駐車場はかなり埋まっていました。
駐車場に着いたら、まず誘導員の方に直接、駐車料金(普通車:300円)を支払います。支払ったあと、誘導員の方に空いてる場所を案内されます。
駐車場の周辺も緑にあふれ、やや涼しさも感じました。
駐車場からビジターセンターまでは徒歩で移動
駐車場から菊池渓谷ビジターセンターまでは歩いて移動します。5分ほどかかります。

道中は既に美しい渓流が流れており、期待が高まります。

菊池渓谷を訪れたのは7月で、沿道にはあじさいも咲いていました。

ビジターセンター近くには、菊池渓谷の大きな看板が立っています。林野庁管轄なんですね。

そして、看板のすぐ近くにビジターセンターが見えてきました。
ビジターセンターでは、菊池渓谷の歴史や自然についての展示があり、散策前に知識を深めることができます。
また、センター内には売店やレストランがあり、買い物や飲食ができます。
渓谷へ出発する前に、僕もこんなものをいただきました。

ヤマメの塩焼きです。渓谷を流れる菊池川の清流で育ったヤマメを塩焼きしています。
しっかり焼き上げられていて、おいしそう♪

見た目がちょっとグロテスクですが、食べてみると、身がとても柔らかく、ちょうどいい塩加減です。サイズも大きめなので、食べ応えもあります。
ヤマメの塩焼きをいただいたあと、いざ渓谷へ。渓谷に入る前に、窓口で維持管理協力金(高校生以上300円)を支払います。
今回の散策ルート

散策ルートは、「癒しコース(所要時間:約40分)」と「満喫コース(所要時間:約1時間20分)」の2つがあります。
今回は「癒しコース」を選択しました。

歩いていると、すぐそばに川が流れているので、とても涼しく気持ちいいです。
見どころポイント
ここからは、散策しながら訪れたいくつかのスポットを紹介します。
黎明(れいめい)の滝
川が流れるそばを歩いていくと、最初に見えてくる写真映えスポットがこの滝です。

大きなゴツゴツとした石が敷き詰められ足場は悪いですが、滝からのマイナスイオンがとても気持ちいいです。

横を流れる川の近くまで寄って下を見てみると、川の流れが激しく、ちょっと怖さを感じました。

更に近くによってみると、滝からの冷気が涼しく、とても気持ちいいです。
苔がむした石も美しく、自然美が心地良いです。
紅葉ヶ瀬(もみじがせ)

先ほどの黎明の滝をさらに奥に歩いて行ったところにあります。黎明の滝よりもさらに川の水を身近に感じられる場所です。
その名の通り、この場所では秋になるとかえで、けやきなどが色づく姿を見ることができ、真っ赤なもみじの絨毯が広がります。
そういう意味では、秋がベストなのかもしれませんが、夏でも緑あふれる自然の涼しさを感じられる場所となっています。
天狗滝(てんぐたき)・竜ヶ渕(りゅうがぶち)

癒やしコース折返し地点にあるのが、この場所です。
天狗滝は、山伏が修行の際、身を洗い清めた場所とされているそうです。
竜ヶ渕には、かつて竜が住んでいたという伝説があります。色鮮やかなコバルトブルーが美しいです。
歩きやすさ

遊歩道は、石や木製の階段や橋が整備されており、比較的歩きやすいです。
ただし、山道のため勾配があり、滑りやすい箇所もあるので、適切な靴を履くことが重要です。
写真を撮りながらだったので所要時間は約1時間でしたが、休憩も入れながらゆっくりと楽しみました。
実際に訪れたぐうの感想・まとめ
菊池渓谷は、まさに「熊本の秘境」と呼ぶにふさわしい美しい場所でした。中心部から離れた場所にあるため、静寂の中で自然の音に耳を傾けることができ、心身ともにリフレッシュできました。
特に印象的だったのは、清流の美しさと黎明の滝の迫力です。水の透明度の高さは予想以上で、自然の力強さを感じることができました。
また、渓谷沿いの遊歩道は整備されており、自然を楽しみながら安全に散策できるのも良い点です。
おすすめ度:★★★★★
再訪したい度:★★★★★
季節を変えて再訪したい場所として、紅葉の時期にもう一度訪れたいです。
観光時の注意点・準備
最後に菊池渓谷を観光するにあたり、準備しておきたいもの、注意しておきたい点を紹介します。
服装・持ち物
- 靴:比較的歩きやすい歩道となっていますが、滑りやすい箇所もいくつかあります。滑りにくいトレッキングシューズや運動靴で行くのがおすすめです。
- 服装:動きやすく、汚れても良い服装がいいでしょう。
- 雨具:渓谷なので、天気も変わりやすいです。突然の雨に備えて折りたたみ傘やレインコートを用意しておくといいでしょう。
- 水分:近くを川が流れているので涼しいですが、散策中はやはり喉が渇きます。散策中に飲む水やスポーツドリンクを持参しておくのがおすすめです。
- カメラ:美しい景色を記録するためにスマホやカメラを持参しましょう。
関連情報・リンク
- 菊池渓谷公式サイト:https://kikuchikeikoku.com/
- お問い合わせ:菊池市観光協会 TEL:0968-25-7223
菊池渓谷は、自然の美しさと静寂を求める方におすすめの素晴らしい観光スポットです。
四季折々の表情を見せる渓谷で、心身ともにリフレッシュできる貴重な体験ができること間違いなしです!
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