6月10日(土)に福岡県久留米市にて「九州うまうま会」を開催しました。
今回は私を含め5人の方に参加していただき、やきとり屋をはしごしながら食べ歩き、皆さんで楽しい話をしてとても盛り上がりました。
この記事ではその「九州うまうま会」を開催することになった経緯、なぜ久留米でやきとりを食べ歩くことになったのか、そして、うまうま会の様子を紹介していきます!
目次
「九州うまうま会」とは?
もともとのきっかけは、やきとりが大好きなので「みんなでやきとりを食べ歩こう」と思い立ち、やきとり倶楽部なるものをやりたいな〜と思ったことです。
その後、関西で「関西うまうま会」の幹事をしているお知り合いのすぐっちさん(@sugucchi)が、Facebookでうまうま会の様子を投稿したのを僕が見てコメントしたところ、
「九州でもうまうま会を開催してください!」
という返事が。
これを見て「どうせならやきとりだけに絞らず、九州の各地のおいしいものを食べ歩く会にしよう」ということで、「九州うまうま会」を開催することになったのです。
なぜ、福岡県久留米市でやきとりを食べ歩くことになったのか?
今回のイベントの正式名は
「九州うまうま会 〜 久留米焼きとり編」
です。
では、なぜ久留米でやきとりを食べる歩くことになったのか?
先ほども書いたように、僕がもともとやきとりを食べ歩きたったので1回目はやきとりメインにしようと思っていました。
そこで、やきとりと言えばということで久留米にしたわけです。
久留米は実は人口1万人あたりのやきとり店舗数が全国第1位という、まさにやきとりの聖地とも言える場所なのです。
ということで、初開催となった「九州うまうま会」は久留米でやきとりを食べ歩くことになりました。
今回のうまうま会の詳細
今回のうまうま会には僕を含め5名の方に参加してもらいました。
内訳は福岡県北九州市から1名、福岡市から1名、福岡県糟屋郡から1名、久留米市から1名、そして熊本市から僕が参加しました。
今回参加した中で久留米のことを知っているのは久留米市在住の方(といっても自宅は熊本市にあり、現在、単身赴任中の方です)と、昨年まで久留米に住んでいた僕だけでした。
半分の皆さんは久留米のやきとりが初めてということで、皆さんにいろんなやきとりを堪能してもらうことにしました。オーソドックスなやきとりを出すお店からちょっと変わったやきとりを出すお店まで3店舗を選んではしごしました。
では、その食べ歩いたお店を紹介していきましょう。
やきとり天草 ~ シンプルだけど王道のやきとりを食べられるお店
まず最初に行ったのは、JR久留米駅すぐ近くにある「やきとり天草」です。
▲JR久留米駅を出るとすぐ見えるところにあります。緑ののれんが印象的です。
このお店は僕が久留米に住んでいたときによく行っていたお店です。少しご年配のご夫婦で営業されており、大将がやきとりを焼いています。
ここのやきとりはシンプルな塩味のやきとりで、まさに王道といった感じのやきとりです。
▲まずはビールで乾杯。この日も暑かったのでビールがとてもおいしい。
続いて料理がスタート。
▲一品目はやきとりではなくホルモン焼きから。久留米市在住の方がおすすめしてくれました。
ホルモンはしっかりとした歯ごたえがあるもののほどよい硬さで、臭みもなく塩味もちょうどいい感じです。
▲やきとり1本目は豚バラです。福岡では鶏以外の串のこともやきとりと呼ぶのであしからず。
大将が焼くやきとりは焼き加減が絶妙で塩加減もちょうどいいのです。豚バラもいい塩加減で脂っこくなくて食べやすいです。ちなみに福岡のほとんどのやきとり屋ではキャベツが一緒についてきます。
▲続いてはやきとり屋では珍しい牛タン串です。これも鶏ではありませんね。
この牛タンがこれまたやわらかくて食べやすいのです。
▲そして、いよいよ鶏のやきとりです。ヘルツです。
”ヘルツってなに?”と思われた方もいるでしょう。ヘルツとは一般的には“ハツ(心臓)”と呼ばれるものです。ヘルツとは医学用語なんですが、久留米には病院が多い関係で医学部生も多く、その医学部生がハツのことをこのように呼び出したことが発端だと言われています。
もちろんこのヘルツも味、焼き加減とも抜群のやきとりです。
▲最後はレバーを。
レバーといえばタレ焼きのお店も多いのですが、ここではレバーも塩焼きです。レバー本来の味を味わうことができていいです。
「やきとり天草」での食事はここまで。皆さんに久留米のシンプルなやきとりを味わってもらえました。
1時間ほど食事をして2軒目に移動しました。
赤垣屋 ~ ダルムと呼ばれるやきとりが絶品で人気のお店
2軒目に行ったのは、久留米市役所近くにある「赤垣屋」。
▲大きな通り沿いにあるので分かりやすいです。
このお店はダルムで有名なお店です。
これまた”ダルムってなに?”と思われたでしょう。ダルムも医学用語で一般的には“白モツ”と呼ばれるものです。モツなんですが、これが普通のモツとはちょっと違うのです。
ということで、そのダルムを食べるべく、ここでは焼酎で乾杯してスタートです。
▲またしても一品目はやきとりではなくホルモンから。
このホルモンはやわらかく煮込んであり、なんとそこにウスターソースがかかっています。これも久留米在住の方がおすすめしてくれました。僕は初めて食べましたが、ホルモンがこんなにもソースに合うなんて思ってもいませんでした。
▲そして、来ました、これがダルムです!
モツというとちょっと厚みがあるのですが、このダルムはとり皮のように薄いのです。そして、下処理がしっかりされているのでまったく臭みがありません。そのため、ペロリと食べられます。
今回も事前に30本予約していました。5人で30本というと多いと思われるかもしれませんが、すぐになくなってしまいました。
それほどおいしいため、多くのお客さんがダルムを求めて食べにきます。この日もたくさんのお客さんでにぎわっていました。
▲続いて、とり皮なんですが、なんと2種類あるんです。手前が地鶏、奥が若鶏です。
同じ皮でも地鶏の方が硬く歯ごたえがあり、若鶏の方はやわらかのです。これもダルム同様、ペロリと食べられました。
「赤垣屋」の食事はここまで。やはり皆さん、ダルムのあまりのおいしさにびっくりしていました。
ここも1時間ほど食事をして、最後の3軒目に移動しました。
やきとり雄源 ~ まき串が特徴の新感覚のお店
最後のお店は蛍川町というところにある「やきとり雄源」です。
このお店は前の2店とは違い比較的新しいお店です。
▲最近3周年を迎えたようでお店の前にはお祝いの花が飾ってありました。店内も明るく、店員の方もみなさん若いです。
そして、出されるやきとりも普通のものもあるのですが、特徴的なのがまき串です。
ここではそのまき串を食べるのですが、その前にモヒートで乾杯。
▲まずはダルムから。皆さんが赤垣屋とは違うダルムも食べてみたいということで注文しました。
赤垣屋のものと比べるとちょっと厚みがあります。これはこれでおいしいです。
▲そして来ました豚すき焼串。まき串とは豚肉で野菜などを巻いてある串です。
この串はすき焼と名前にあるようにあるものをつけていただきます。
▲生卵です。やはりすき焼きには生卵ですね。
すき焼きの甘辛さと生卵が調和されて濃厚な味になり美味です。これは赤ワインが合います。
▲続いてのまき串は万ねぎ豚巻です。
ねぎと豚肉って合うんですよね。ねぎのシャキシャキ感と肉の歯ごたえがあります。
▲最後はレタス豚巻を。
これもレタスのシャキシャキ感と甘さがおいしさを引き立てています。
これで「九州うまうま会」は終わりです。最後は参加者の皆さんで駅まで久留米の街を見ながら歩いていきました。
まとめ
▲最後に参加者の皆さんで記念写真を。皆さんに楽しんでいただきました。
初開催となった「九州うまうま会」。今回は福岡県久留米市のやきとり屋をはしごしながら、ダルムをはじめとする久留米のやきとりを堪能してもらいました。
今回の参加者の半数は久留米のやきとりが初めてということで、皆さん、久留米のやきとりのおいしさに驚いていました。
今後も、九州各地のおいしいものを知ってもらう「九州うまうま会」を続けていきたいです。ただ、今後は僕がメインという形ではなく、おいしい食べものを紹介したいという人に毎回メインになってもらい開催していきたいです。
九州にはおいしいものがたくさんあります。でも、ご当地の人は知っているものの、他県の人は以外と知らないものです。
この「九州うまうま会」を、その土地のおいしいものを知ってもらう場にしていきたいですね。
九州うまうま会 〜 久留米焼きとり編 でお世話になったお店
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