2016年の12月から「親指シフト」の練習を始め、それからずっとこの入力方法で文字を入力してきました。
そして、練習を始めてから半年がたちました。
もうすっかりブラインドタッチができるようになり、スラスラと入力できるようになっていたのですが、先月まで入力速度がローマ字入力の時には及んでいない状態でした。
これまで毎月、上達状況を報告してきましたが、今回は半年でどのくらい上達したのかを見ていくとともに、親指シフトに変えたことで感じたことをまとめてみます。
目次
親指シフトを練習し始め、半年間入力し続けた結果は?
すっかりブラインドタッチで入力できるようになったものの、以前として時々タイプミスはあります。とはいうものの、昔に比べてタイプミスはずっと減ってきました。
減ってきた原因はキーポジションをあらためて意識するようになったことが大きいでしょう。
それでも、先月まで入力速度はローマ字入力時に及んでいなかったのです。
ということで、今回も測定してみました。
その結果……
ローマ字入力:382文字/5分(初回測定値)
親指シフト:401文字/5分(前回測定値:374文字/5分)
やりました~!!ようやくローマ字入力時の速度を追い越すことができました。
ただ、例文を見ながらのタイプだったので、自分で文章を考えながら入力するときにはもっと速いのではないかと思います。
でも、ようやくこれまで達成できていなかったことが達成できて、とてもうれしいです!
入力方法を親指シフトに変えたことで感じたこと
親指シフトに入力方法を変えて半年たったわけですが、この入力方法に変えてみていろいろと感じたことがありました。それをまとめてみます。
頭に浮かんだ文章をスラスラと入力できる
このことは前にも書いていますが、ローマ字入力に比べて頭に浮かんだ文章をスラスラと入力できるようになりました。
その原因は、親指シフトの押打数に関係しているでしょう。
ローマ字入力は母音以外はキーを2回押打しなければいけないのに対し、親指シフトは1回の押打ですみます。
ローマ字入力でとても速く入力できている人からすると、”そんなこと関係ないのでは?”と思われるかもしれませんが、それが違うのです。
ローマ字入力は1文字でも頭の中で母音と子音にいったん分解する(たとえば「か」の場合、「K」と「A」に分解しなければいけません)必要がありますが、親指シフトの場合は1文字は1文字として扱うのでその必要がありません。
これはローマ字入力に慣れている人はあまり意識していないかもしれませんが、頭の中ではその作業をしているのです。そのため、頭に思い浮かんだ文章をスラスラといった感じにはならないのです。
実際、僕もローマ字入力では入力は比較的速いほうでしたが、それでも頭に浮かんだ文章をスラスラと入力できていないという感覚がありました。指が追いついていないという感覚。
それが親指シフトに変えることで解消されました。さすがに話す言葉には及びませんが、話しているのに近い感覚です。
指があまり疲れない
ローマ字入力は押打数が多いので、かな入力や親指シフトに比べて指の動きが多くなるので疲れやすいです。
さらに親指シフトはかな入力に比べて指の動きが少ないようなキーレイアウトになっており、指を大きく動かす必要がありません。
そのため、他の入力方法に比べて疲れにくいのです。
力を抜くほどスラスラと入力できる
これはローマ字入力でも言えると思いますが、入力していることを意識せず、力を抜いて入力するほうがスラスラと入力できます。
それがローマ字入力よりも顕著にあらわれるように思います。タイプミスが多いときは力が入っていることが多いのです。
人によって感覚は違うのかもしれませんが、僕はこれを強く感じます。
ブログを書くことがもっと楽しくなった
これは文章をスラスラと入力できるようになったことによる効果ですが、ブログを書くことが以前に比べてもって楽しくなってきました。
ローマ字入力では頭に思い浮かんだ文章に指が追いついていないという感覚があったからでしょう。
そういうストレスがなくなったので、書くことが楽しくなってきたのだと思います。
まとめ
僕は入力方法を親指シフトに変えて本当に良かったと思っています。もうローマ字入力に戻ることはないでしょう。(仕事でどうしてもローマ字入力しかできない場合は仕方ありませんが)
頭に浮かんだ文章をスラスラと入力できる感覚は、実際に親指シフトを習得しないと感じられないものでしょう。
でも、そのためにはそれなりの練習が必要です。
僕は半年でローマ字入力以上の効果を上げることができるようになりましたが、練習を始めてからほとんどの入力を親指シフトにしてきたのでこの期間で上達できたのかもしれません。仕事ではローマ字入力を使わなければいけない人はもっと練習期間がかかるかもしれません。
しかし、その練習成果は必ず成果をあらわします。習得したときの効果は計り知れないものがあります。
僕は一定の効果があらわれたので、この報告は今回で終わりにしたいと思います。
今後は、これから親指シフトを習得しようと思っている人向けに効果的な練習方法などを書いていきたいです。
これからも親指シフトを使ってブログを書くことを楽しんでいきます!!
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